1205 / 感情すべて ページ25
side S
旅館へのチェックインは18時30分から19時の間。
ここからそんな時間はかからないから、余裕で間に合う。
旅館までの運転はニノに任せて、助手席は智くん、
俺と相葉くんが後部座席で、潤を挟んで座る。
みんなで車に乗り込み、バタン、と扉を閉める音が響き渡れば
視界の隅に映ったもの。
潤「しょおくん、？？」
こてん、と首を傾げて
覗き込むように見つめてくるこの子のかわいさにはいつもびっくりする。
「ふふ、お膝の上おいで潤、」
滲み出てる ”お願い” に先回りして答えてあげると
えへへ、って笑ってうれしそう。
言葉で言えるようになったらもちろんうれしいけど
態度で示せるようになっただけでも、とってもうれしい。
ひょい、と持ち上げて座らせてあげれば
当たり前のように全体重を預けてくれる。
潤「んふふ、しょおくんわかっちゃうねぇ」
「ふふ、潤が伝えてくれたからね」
その様子を見て静かに車を発進させたニノだけど
俺らは、疲れたかな、と少し心配。
それを見て、頭を撫でるふりをして熱を確認する相葉くん。
表情が変わらなかったから、熱はないみたい。
身体も熱くないし、体調は大丈夫って思ってもいいかな。
そんなことをぐるぐると考えていたら、潤が小さく笑って。
潤「んふふ、おねつないよ」
俺らの心配は、この子に見え見えだったみたい。
智「ふふ、相葉ちゃんバレバレじゃーん」
雅紀「あら、ふふ、潤ちゃん鋭い」
潤「くふふ、とってもたのしいからおねつないもーん」
和也「ふふ、元気だね〜、疲れたのもない？」
潤「うんっ、じゅんむりしなかった、ね？」
「ふふ、ね、無理しなかったもんね、えらいね？」
褒めてあげると、くふくふとかわいい笑い声。
本当に疲れとかもないんだろう。
人目がなくなって、少し抑えていた甘えたい欲を出したかったのかも。
「ね、お泊りのところも楽しみだね？」
潤「ねっ、どんなところかなっ」
この子が話すたび、振動が身体に伝わる。
その振動まで愛おしくて、無意識に頭を撫でてしまう。
楽しい？うれしい？ワクワクしてる？
俺らのそんな聞きたいことをすべて表現してくれるこの子は、とってもステキ。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - nyanさん» ありがとうございます〜🥰うれしいの隠せてない姫ちゃんです🫢 (2022年6月20日 21時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
nyan(プロフ) - 潤「わっ、わしゃわしゃしないんだよー？」 雅紀「んふふ、しちゃうんだよ〜」この会話、可愛いです🥰 (2022年6月20日 19時) (レス) @page33 id: 2c77e9de22 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - riroさん» riroさんわざわざありがとうございます！いつも木漏れ日を読んで下さってとてもうれしいです☺️これからも楽しんでもらえるようにがんばります〜！✨✨よろしくお願いします🥰 (2022年5月15日 10時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
riro - インスタのdmありがとう💦 もう1回コメしマース笑 1200回おめでとう！！ 可愛い姫もちょっぴり意地悪な姫も全部大好きです！ これからも 可愛い姫と おにいちゃんたちのお話待ってまーす (2022年5月14日 20時) (レス) @page21 id: 4e0d2c6273 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - チョコミン党。さん» コメントありがとうございます✨にこにこになってくれてとってもうれしいですー！🥰楽しく書いていきたいと思います！長文とてもうれしいです☺️これからもよろしくお願いします✨ (2022年4月25日 17時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽
| 作成日時：2022年4月24日 17時
