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潤side
あれ以来、みんなは俺に対して普通に接してくれて。
愛について分からないことがあれば、コソコソ隠れて雅紀に聞かなくてもよくなった。
まだ戸惑うし勇気はいるけれど、みんなにも聞いてみたりもする。
みんなは、嫌な顔ひとつせずに答えてくれて。
徐々に、心が緩まっていくのが分かる。
そして10月上旬になった今日。
リーダーと雑誌の撮影がある。
朝食を済ませて用意していると、2つ目の携帯が鳴った。
「こんな朝早く…？」
不思議に思いながらも携帯を開くと
そこには───────
【 大野智 : 11:00 : スタジオ 】
「っ、は…？」
見慣れない場所で目にする、見慣れた名前。
完全に、心が動揺している。
何故だ。
何故リーダーが選ばれた？
何故リーダーを危険な目に合わせて、俺らに助けさせるのか。
なんでそんな、俺らの正体がバレるようなことを
わざわざ…？
Prrrrrr..
並べられた機械的な文字を見て考え込んでいると、
雅紀から着信が入った。
『…潤っ、見た？』
電話に出ると、案の定焦った声の彼。
「ん、見た…どうして…？」
『分かんない、俺らアイツを怒らせるようなことしてないよな？』
雅紀が言っていることは、俺が思ってたことと同じだ。
もし俺らがアイツを怒らせてしまったなら、
仕返しとしてこんなことを受けても仕方がない。
でも、俺らはそんなことしてないはずだ。
「うん…あ、でも…この前俺がアンクリアだったからかな」
『アンクリアはだいぶ前にもあったけど、仕返しなんてなかったじゃん』
「ん、確かに…」
雅紀から聞いた、にのに見られたというのはアイツの耳には入っていないはずだから。
何故対象がリーダーなのか、その謎は解けない。
『とにかく…今日リーダーと一緒なのは潤だから。また任せることになるけど、よろしくね』
「うん、終われば報告する」
『ん、分かった。何かあれば電話して？出れなくても折り返すから』
とりあえず注意深く居ようということになり、
お互い仕事に向かった。
前例の無いことに、戸惑いは隠せないし
何が起こるか分からないから、怖さもある。
けれど、リーダーだけは守らなければならない。
俺達の狂った人生に、
……いや、GAMEに
大切な人を巻き込むわけにはいかない。
その上、バレては一貫の終わり──────…
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つ む ぐ(プロフ) - さくらさん» さくらさんコメントありがとうございます^^*楽しみにしていただいてるなんて嬉しいです(；＿；)Instagramは、@172cm_08 で検索して頂けると出てくると思います！ (2018年6月7日 22時) (
レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - つむぐさん、いつも楽しみにさせていただいてます！つむぐさんのinstagramってなんと検索すれば見れますか？ (2018年6月7日 22時) (レス) id: 88d13a9eaa (このIDを非表示/違反報告)
つ む ぐ(プロフ) - 雅宗 潤美さん» わぁ〜雅宗さんありがとうございます！嬉しくてニヤけちゃいました( 笑 )世界観を好んで下さるのはすごく嬉しいです！頑張ります！ (2018年3月23日 12時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
雅宗 潤美(プロフ) - つむぐさん！やっぱりつむぐさんの書く小説好きです♪わかりやすくて世界観を想像しちゃいます♪更新頑張ってください！ (2018年3月23日 2時) (レス) id: 06b5a4e25a (このIDを非表示/違反報告)
つ む ぐ ∴亀更新∴(プロフ) - さくらさん» 前作に続きコメントありがとうございます^^がんばります！ (2018年3月8日 1時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つ む ぐ
| 作成日時：2018年2月20日 12時
