852 / 花が散るのは必然で ページ2
side O
潤「くふっ、かずがうれしいのなにかなぁってわかんなくてふあんだったから、うれしって、よかったっ!」
ホッと安心したようにうれしそうな彼に
ニノは力が抜けたように笑って、
身体を折るようにぎゅうって包み込んで抱きしめて。
和也「ふふ、潤くん、かずたくさんうれしいよ?」
潤「わっ、よかったぁ…!」
和也「でもね、かず、最初からずっとうれしいよ?
潤くんがずっとうれしいって思ってたのと同じで、かずもずっとうれしいって思ってたんだよ」
潤「……………ずっと?……おなじ??」
和也「うん、同じ。ふふ、かずずっとずっとうれしい。
潤くんが生きててくれたら、かず一生うれしい、」
少し、
潤ちゃんが静まる。
そっと手が動いて
ニノを抱きしめなおして。
潤「んふ、かずとおなじくらいいきれるように、がんばる」
” みんなより長くは生きられない ”
いつか文字で零された本音を
覚悟を決めて零した本音を
彼は、それを蹴れるようになった。
ずっと運命を受け入れてきた彼が
運命に抗うように夢を語れるようになった。
それは、
ずっと夢を確かなものとして零してきた、
ニノが居たからで。
ニノが身体を折るように抱きしめたまま、
頬に触れる潤ちゃんの髪には
滴が伝った。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 山さん» ありがとうございます´`*! (2021年7月2日 1時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
山 - 姫ちゃんのTwitterフォローさせて頂きました(*´∀`*) (2021年7月1日 22時) (レス) id: 1e6ac630d2 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - stormさん» 姫と接してると兄さんたちもゆるくなるのかも…( º_º )ですね笑 (2021年4月20日 18時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ちぇろさん» 誰かを笑顔にできるって素敵ですよね〜´`*こちらこそ、いつも読んでいただきありがとうございます( ; ; )! (2021年4月20日 18時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 可愛い。笑同士がいてよかった笑笑姫ちゃんの出来ることや得意なことがたくさん増えて兄さんたち含めファンの子たちも嬉しいだろうね(*^_^*) (2021年4月20日 17時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヲ伽 -otogi- | 作成日時:2021年3月25日 17時