02 / 時々、恋しい ページ3
side N
朝の眩しさに邪魔されて
目が覚めると、ドアップで濃い顔が映る。
相変わらず綺麗な顔してるな、なんて見つめるけれど
ふと我に返る。
…………この人なんでここで寝てんの？
「ちょっと、潤くん起きて」
「………っん、なに……まだ早い…」
「潤くんなんでここで寝てんの、」
この人のベッドは別であるのに。
「ん？………あぁ、そうだね…」
「覚えてないの？」
「んーん、覚えてる……なりくんのこと恋しくなったの〜」
ぎゅ、と
突然温もりに包まれる。
「ちょっ、ふふ…っ、くすぐったっ、」
「恋しくなったんだよ〜」
「わかったわかった( 笑 )
ていうか一緒に住んでるのになんで恋しくなるの( 笑 )」
「んふ、わかんない、でもなりくんもそういうときあるでしょ？
急に抱きついてくるときあるじゃん〜」
「んー…………、ふふ、あるね〜」
「わっ、ふふ、」
さっきの彼を真似て抱きつき返すと
くすぐったそうに声を漏らす。
おまえら距離感バカだね、ってよく言われる。
ときどき、
彼の匂いが俺の匂いで
俺の匂いが彼の匂いなんじゃないかと思う。
「………ねぇ、起きれないじゃん」
「朝ごはん作ろ」
「起こして潤くん」
「もう、なりくん起きて」
もう、なんて言いながら
手を引っ張って起こしてくれる。
いつもは立場逆なんだからね、とは言わないでおくけれど。
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櫻宮 - 嫌な展開になりまくってる気がするのは私だけでしょうか。。(^^;)確証も何もない中彼が、彼らが見るのは天国か地獄か。続き気になる！ (2020年11月22日 18時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - もちろん楽しみに待っています！ (2020年11月21日 13時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» ありがとうございます´`*！これからも楽しみにしていただければうれしいです〜(*^^*) (2020年11月21日 0時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 犯人が彼らでないにしても何という残酷な。。まさに開いた口がふさがらないです。続き気になる！ (2020年11月20日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - え！？どういう。。？？続き気になる！ (2020年11月17日 21時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年10月5日 18時
