510 / 予定外のこと ページ20
side S
和也「はっ！？！？」
2月後半。
まだ少し、寒暖が行き来する時期。
ニノと2人で仕事の日、楽屋でマネージャーと話していたニノが
大きく叫んだ。
突然のことに、肩が大きく跳ねる。
「……っ、びっくりした…、なにごと？」
和也「明日リーダーに仕事入れちゃったって…」
「明日？明日…………、……明日！？」
『すみません…！！』
マネージャーが頭を下げる。
明日は潤もオフで、
智くんが潤と居る日だ。
和也「………どうしよ…」
「…………もうどうしようもないんだよね、」
『すみません…っ！』
和也「や…、うん、仕方ない、悪くないんだよ、悪くないんだけど…」
チラリと、ニノと目が合う。
問題は、潤が1人で居れるかどうかだ。
.
和也「潤くん、ちょっとお話いい？」
帰宅後、
2人に先に話したニノは
夕飯を終えたあと、潤を呼ぶ。
潤「なぁに…？かずおこってるの…？」
和也「ううん、怒ってないよ、ごめんね？怖い顔してた？」
険しい顔をしたニノに驚いてそう尋ねる潤に
いつもの優しい表情に戻って伝えるニノ。
潤がコクリと頷くと、そっと抱きしめる。
和也「でもね、ちょっと嫌なお話」
潤「なぁに…？」
和也「あのね、明日リーダーがお休みのはずだったんだけどね、お仕事入ったの。
だから明日、潤くん1日1人なの」
潤「ひとり……」
復帰してから、潤が一人で留守番することはなかった。
5人での仕事も結構あるし、
潤のオフに誰かが合わすようにしてたから。
だからこそ、
久しぶりの一人は怖い。
俺らにとっても。
和也「電話はできる。出れなくても、絶対折り返す」
潤「ん…、うん…、だいじょうぶ、だよね…？」
和也「大丈夫、帰ってくるからね」
コクコク頷いて、
自分自身に言い聞かせる潤。
その後は、なるべく潤に多く触れて過ごした。
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櫻宮 - ニノと潤くん。二人は見えない何かでつながってる気がする。。キミは弱くない。弱くなんかないよ。大丈夫。振り返って立ち止まりそうになっても。皆なら私たちならきっと絶対背中を押してくれるから。大丈夫だから。。彼がこれからずっと笑顔でいられるように。。 (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - え、、何が起きるの？笑笑次が待ちきれない！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(笑)みんなが言ってる｢俺らにとって生きる意味が彼であるように彼にとっても生きる意味が俺らであってほしい｣私もそう思います。まさに持ちつ持たれつの関係、、ですね。 (2020年8月11日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» いつもありがとうございます(*^^*) (2020年8月10日 23時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 誰か姫の沼から私を救って下さい(笑)可愛過ぎかよ。。笑笑そしてニノ。よかった。傷が浅くて。彼にとって愛情は何より大切で大事で。。それがよく伝わるなぁと思いました。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月27日 13時
