175 / 夢路 ページ41
side O
「あ、潤ちゃんおはよ〜」
雅紀「おはよ潤ちゃん！」
翔「潤おはよう、」
それぞれが彼に挨拶をすると
とてもホッとしたように微笑んで返すから
夢見ちゃったんだろうなぁ、と思ったけど。
今は大丈夫そうだから、触れずに居る。
雅紀「じゃあ朝ごはんにしよっか〜」
ソファに寝転がってテレビを見てた相葉くんが立ち上がりながらそう言うと
新聞を読んでた翔ちゃんも立ち上がり、
それにつられて俺も、朝ごはんの準備をしようとソファから立つ。
すると潤ちゃんは、
驚いたような声を出して。
潤「…まっててくれたの、？」
智「ふふ、当たり前でしょ〜？」
話し合って潤ちゃんとニノを待ってたわけじゃないけど
俺ら全員、潤ちゃんがみんなでご飯を食べるのが好きだと気付いてたから。
顔洗って着替えて、荷物整理して…
出来る準備だけやったあとは、
おなかが鳴りながらも、誰もごはんを食べようとはしなかった。
潤「ふふっ、ありがとっ」
翔「ほらおいで？一緒に待ってよう」
周りに音符が見えそうなくらいニコニコ嬉しそうな彼は
翔ちゃんに呼ばれて、うんっ、と
またルンルンで返事して。
潤ちゃんの後ろで、安心したように微笑んでたニノが
口を開こうとしたとき
潤ちゃんがニノの手を離すと同時に
足を踏み出した。
潤「ふふ、しょーくんのうえ、」
意地悪そうな顔して、
椅子に座ってた翔ちゃんの膝の上にちょこんと座る彼だけど
俺らの目は点。
翔「…………潤？」
潤「ん？……へ、なに？」
翔ちゃんに呼ばれて返事をしたけど
みんなに見られてると気付いたのか、不思議そうに俺らを見渡す。
翔「おまえ……、…今、手繋いでなかったよ」
潤「……………ほんとだ、」
自分でも今気付いた様子の潤ちゃん。
そんな彼の言葉を聞いたと同時に
俺の傍で、フルフル震え出すヤツ。
雅紀「潤ちゃんっ、歩けたね〜っ！！」
その正体は、もう喜びを隠せない相葉くん( 笑 )
喜びを隠そうともせず、潤ちゃんを勢いよく抱き締めた。
潤「わっ、ふふ、あるけたっ」
雅紀「すごいね！嬉しいね！」
潤「ふふ、まぁのほうが…( 笑 )」
雅紀「うんっ、俺の方が嬉しい！」
相葉くんおまえ重いよ、なんて笑って言う翔ちゃんも
優しい笑顔で微笑んでるニノも
みんなみんな、嬉しそうで。
よかったね。
また、夢が叶いやすくなったね。
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ヲ伽 -otogi- (元つむぐ)(プロフ) - ヒールさん» コメントありがとうございます！´`* この作品を好きになって頂いて嬉しいです！楽しんで頂けるようこれからも頑張ります！´`* (2019年12月26日 17時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒール - はじめまして。この作品とても好きです。潤くんがみんなの癒しになって、カズは潤くんのことをよくわかっていて…これからも更新楽しみにしてます。 (2019年12月26日 16時) (レス) id: 0f6d7ecd16 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi- (元つむぐ)(プロフ) - riroさん» インスタでもこちらでもコメントありがとうございます´`*！潤くんならきっと、という言葉にとても安心しました´`*これからも楽しんで頂ければ嬉しいです！ (2019年12月10日 13時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
riro - こんにちは！ インスタでも時々DMで話させてもらってます！ここでのコメントは初めてなんですが 更新ありがとうございます！ 翔くんのオトノハの潤くんコメント少しうるっと来ました 潤くんならきっとこう言うだろうなーとおもいました また更新待ってます！ (2019年12月10日 13時) (レス) id: 4e0d2c6273 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi- (元つむぐ)(プロフ) - UsuiSGさん» コメントありがとうございます！気軽に読んで頂き嬉しいです´`* これからも潤ちゃんの成長を感じて頂けるようなお話書いていこうと思います´`*！ (2019年12月10日 0時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi- (元つむぐ)
| 作成日時：2019年11月5日 13時
