21 / 3回目の自慢 ページ26
side S
「戻りました〜」
和也「あ、翔ちゃんお疲れ様」
潤「ん！」
仕事が終わって病室に戻ると、
相葉くんも智くんも既に揃ってて。
ニノに続いて、2人もお疲れ様と声をかけてくれる中
潤は、ニノに食べさせてもらいながら
ご飯を食べてる最中だった。
口に食べ物が入っていて喋れないと判断して、
手だけをヒラヒラと俺に振った。
「ふふ、美味しそうに食べるね( 笑 )」
雅紀「潤ちゃんの特技だよね〜( 笑 )」
「ふは、特技？( 笑 )
あ、そうだ潤。ビデオありがとね？
おかげで仕事頑張れたよ」
もぐもぐ口を動かしてる潤に、
頭を撫でてやりながらゆっくりそう言うと
満足そうに微笑んだ。
可愛いなぁと思ってずっと撫でていると、
ゴクリと飲み込む音が聞こえた。
潤「ん、し ょ お く ん、が ん ば れ た ？」
「うん、すげー頑張れたよ」
潤「んふふ、か ず ？ が ん ば れ た っ て」
和也「うんうん、潤くんよかったね？( 笑 )」
嬉しそうな潤に話しかけられたニノは、
お兄ちゃん顔で付き合ってあげてる。
これで3回目の自慢だ、なんて笑いながら( 笑 )
智「あ、翔ちゃん、メシは？まだでしょ？」
「あ、うん」
智「買ってあるよ、ほら」
「お、ありがと」
智くんからもらったご飯を食べようと椅子に座ると、
潤がじっと俺を見る。
「ん？潤どした？」
潤「？ し ょ お く ん も、ご は ん ？」
「うん、そうだよ」
潤「ふふ、い っ し ょ、ね ？」
「ふふ、そうだね」
やっぱり、まだ早い会話にはついていけないようで。
それでも、俺と一緒なのが嬉しそうだからよかった。
相葉くんも一緒に食べてたけど、やっぱりみんな一緒がいいんだろうな。
「あ、潤。明日は俺と一緒だからね」
潤「ん、わ か っ た」
智「潤ちゃん、明日もリハビリするの？」
潤「ん！が ん ば る の っ」
智くんに「偉いね〜」なんて褒められて喜んでる潤をよそに、
リハビリの仕方を知らないことに気が付いた。
「ニノ、リハビリの仕方とかどうしたらいいの？」
和也「あぁ、先生に言われたまま紙に書いて、道具と一緒に箱に入れてるよ」
「そっか、ありがと」
和也「ほら潤くん、まだご飯残ってるよ？もうおなかいっぱい？」
潤「ん ー ん ？」
口を大きく開けて食べる潤に、笑みが零れた。
それは相葉くんと智くんとニノも同じだったようで。
みんなに笑われた潤は、不思議な顔してた。
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つ む ぐ(プロフ) - momoさん» ありがとうございます(*^^*)がんばります！ (2019年6月9日 12時) (
レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - いつも楽しみに読ませて頂いてます！移行楽しみにしてますので、更新頑張ってください！ (2019年6月9日 2時) (レス) id: d7e2907fc9 (このIDを非表示/違反報告)
つ む ぐ(プロフ) - なおさん» その気持ちでいっぱいですよね(*^^*) (2019年1月28日 16時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
なお - 五人で嵐、この二十年間ありがとう。 (2019年1月28日 15時) (レス) id: 22aa002e5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむぐ
| 作成日時：2019年1月19日 18時
