#32 和也 ページ34
次の日の朝。
今日は、俺だけが仕事なんだ。
だから、家に潤くんをひとりにすることになるわけで。
｢ねぇ潤くん…ほんとに、なんかあったら電話してよ？｣
潤｢もー(笑)わかってるって！かず、でてくれるんだもんねっ｣
｢そうそう、出れなくても、後でかけ直すから｣
なんて会話を、さっきから何回してるんだろうか。
不安すぎて…
潤｢ほんと、おれはだいじょーぶだからさっ？かずが、しごとできなくなっちゃうほーがいやだし…それに、かずがソワソワしすぎてりーだーにバレちゃうのもやだ(笑)｣
｢それもそーだね…(笑)じゃあ、行ってくるね？｣
潤｢うん！いってらっしゃいっ！｣
■
智｢あ、にのおはよ〜｣
楽屋に入ると、大野さんがもうすでに座ってた。
｢あれ、今日は早いんですね？｣
智｢めずらしいっしょ？｣
｢自分で言うなや｣
そんないつも通りの会話をしていると、急に黙る大野さん。
これは…なにかあるな。
まさか、昨日のでなんか気づいた…？
智｢…にのさ？｣
｢はい？｣
智｢松潤のこと、変だと思わない？｣
｢あぁ…昨日の言葉、ですか？｣
智｢そう。松潤普段、あんなこと言わないじゃん。｣
｢そうだけど…俺にもわかんない。｣
適当にごまかそうと、言葉を並べる。
だけど、さすがの大野さんもそこまでバカじゃなかった。
智｢うそだよね。｣
｢…え？｣
智｢にの、なんか知ってるんでしょ？｣
｢なんで俺が(笑)｣
智｢じゃあ昨日、なんであんな普通に松潤に付いてったの？いつものにのなら、その場で引き止めて問い質すじゃん｣
｢…問い質せそうな雰囲気じゃなかったでしょ、潤くん｣
智｢…それだけだとは思えない｣
｢…何が言いたいの？｣
智｢俺ら3人は、末っ子ふたりして何を隠してるんだって疑問を抱いてるんだよ｣
｢俺ら、なんも隠してないし。それに、潤くんが何か隠してたとしても俺は何も知らない。｣
悪いけど、"嵐のお兄さん"達には話せないんだ。
いくら、あなた達でも。
潤くんが必死に守ってきたものを、俺が壊すことなんて出来ないから。
智｢そう…。何か重要なこと隠してたら、俺、怒るからね？｣
｢わかってますよ｣
わかってる。
すべて、承知の上だ。
『大野さん二宮さんお願いしまーすっ』
｢｢はーい｣｣
…なんとか、やりすごさないとな。
残り…約3週間。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - すいすいさん» ありがとうございます´`*！カイトいい曲ですよね、、（ ; ; ） (2021年8月6日 17時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
すいすい - おもしろいです。読んでいたら、テレビで、「カイト」が流れて泣いちゃいました。 (2021年8月6日 14時) (レス) id: fd76ce1517 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - 潤翔さん» ありがとうございます^^早めに更新していきたいと思ってます^^ (2016年5月21日 21時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
潤翔 - 本当、泣いてしまいました。 また、更新されることを望んでいます (2016年5月21日 21時) (レス) id: 0891204a70 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - Jun君好きさん» わわわわ嬉しいコメントありがとうございますっ！これからもがんばりますっ！ (2016年2月3日 23時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つ む ぐ ＿＿ 。(元じーゅん)
| 作成日時：2014年3月20日 2時
