＃12 和也 ページ14
あ…そろそろ、3人戻ってくるかも…10分くらい経ったし…
今は、潤くんにはこのままで居てほしいんだけどな…
そう思っていると、潤くんが少し落ち着いてきた。
「…潤くん、ちょっと落ち着いた?」
潤「ん…ありがと」
「ねぇ、先に帰らない?家でゆっくりしようよ、俺も潤くん家行くから^^ね?」
潤「…」
すると潤くんは、少し俯いてしまって。
やっぱり、まだ怖いのかな…
「ねぇ潤くん、俺ずっと傍に居るよ?潤くんが怖いって思うところ、俺ずっと一緒に居る。だからさ、安心して?潤くんは、もう独りじゃないよ」
潤「ん…かず、いっしょだよね…かず、いっしょ…」
「そうそう、俺は一緒だよ^^」
潤「ん…かえる」
「ん、行こっか^^」
潤「あ…まーたちには…?」
「あー…置手紙でもしとこっか」
【やっぱり帰りまーす】
とだけ書いてから、潤くんと楽屋をあとにした。
.
一応、何日か分の俺の荷物を取りに行こうということになって、今は俺の家。
潤くんはというと…
潤「わっ、これまだここにあるーっ!
このふくもきまわししてるのーっ?」
『かずのいえひさしぶりだーっ!』
なんて言って家に上がり、今は俺ん家の探検中。笑
そんなルンルンになるかねー?笑
まぁこんなこと思ってる俺も、潤くんが元気ならそれでいいんだよ、実は笑
「よしっ、潤くん準備できたよーっ」
潤「あ、できた?じゃーおれんちいこ」
「うん」
.
「潤くんお腹空かなーい?」
潤「すいたー」
「じゃー作るね」
潤くんは包丁が怖いって言ってたから、料理は俺の役割になるよね。
そう思って作るって言ったんだけど…
潤「んーん、かずきてくれたんだからいいよっ、おれつくるよ」
「えっ、」
そう言ってキッチンに立つ潤くん。
すると、すぐに『あの』潤くんになって。
潤くんは、こうやって家でも自分を偽ってたんだ…
頼れる人が居なくて、でも生きてくためにはそれが欠かせなくて。
生きてくために自分を偽るなんて、そんなの悲しすぎる…
"ぎゅっ…"
潤「え…っ、にの?」
急に俺が抱き締めてきたから、驚く潤くん。
でもね…
本当は、ずっとこうしててあげたい。
「ねぇ潤くん、俺そのままの潤くんで居てって言ったでしょ…?だからね、料理は俺がやるよ?潤くんはさ、座ってていいの。ね?」
潤「でも…にの…」
「俺は、そのほうがいいなぁ^^」
潤「…本当?しんどくない?」
「うん、しんどくないよ。潤くんが笑っててくれれば、俺は何もしんどくないの^^」
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - すいすいさん» ありがとうございます´`*！カイトいい曲ですよね、、（ ; ; ） (2021年8月6日 17時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
すいすい - おもしろいです。読んでいたら、テレビで、「カイト」が流れて泣いちゃいました。 (2021年8月6日 14時) (レス) id: fd76ce1517 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - 潤翔さん» ありがとうございます^^早めに更新していきたいと思ってます^^ (2016年5月21日 21時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
潤翔 - 本当、泣いてしまいました。 また、更新されることを望んでいます (2016年5月21日 21時) (レス) id: 0891204a70 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - Jun君好きさん» わわわわ嬉しいコメントありがとうございますっ！これからもがんばりますっ！ (2016年2月3日 23時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つ む ぐ ＿＿ 。(元じーゅん)
| 作成日時：2014年3月20日 2時
