全力の愛を君に (ページ49)

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忘年会ページ49

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は「毎回緊張すんなあ」
『東京ってだけで緊張するよね』

はじめんと2人で忘年会の会場に着き呆然とする。たくさんの人、大きな会場、、東京だ、、

はじめんはどこかに行ってしまい気がつけば1人に。とりあえずどこか端に逃げようとしていると

て「Aちゃんだー！」
『あ、みんないるー！こんにちはー』

めっちゃ目立つ髪色と服装の軍団、東海オンエアと出くわした。

て「どうしたの？」
『こういう場所緊張しちゃうから端の方行こっかなーってしてて』
て「なるほど！俺ら挨拶行かなきゃだからなあ…としみつ！Aちゃんと一緒にいなよ」
と「…おー、そうする」

てつやくんは笑いながら手を振り、他のメンバーと一緒に行ってしまった。虫さんがケラケラ笑ってる。
としみつくんの方を見ると既に歩き始めていて急いで背中を追いかけた。

『ごめんね、付き合わせちゃって』
と「いや、俺もこういうの苦手だし…全然大丈夫」

少しの間沈黙が流れたあと、としみつくんは申し訳なさそうに私を見つめた

と「この間さ…ほんとにごめんね、めっちゃ酔っちゃって」
『あー！全然大丈夫だよ！むしろ虫さんに感謝だね』
と「あの後めっちゃ虫さんに怒られたわ」
『ぷんぷんしてたもん！としみつくんは爆睡だったけど』
と「かっこ悪かったなー俺、、」

そう言って頭を抱えるとしみつくん…可愛い。

『としみつくん、可愛いね』
と「何それ…褒めてる？」
『うん、めっちゃ』
と「Aちゃんの方がよっぽど可愛いがや」
『……うん？』
と「…やば、普通に照れること言ったげえ」

そう言って恥ずかしそうに笑う。可愛いって言われた……どうしよう、嬉しすぎる

『来年もよろしくね、としみつくん』
と「こちらこそ！年明けまたどっか行こ」
『そうだねー！岡崎行こうかな』
と「じゃあ今度は俺が案内する番だな」

ずっとこのままの関係でいれたらな、とふと思っている自分がいた。
ずっと2人とも楽しくて、このままこうやって会えたら。こうやって話せたら。
こうやって…私の方を見てくれたら。

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