六話 ページ8
相澤との話が終わり、霜月がグラウンドに着いたときには、もうテストは始まっていた。
この個性把握テストはこの名の通り個性を使い
ソフトボール投げや立ち幅跳び、５０ｍ走など体力テストの種目を使って測定する。
因みに、今回は最下位を取った生徒について相澤は除籍宣告を出した。
それを聞いた霜月は、手を握り締めた
(最下位になってたまるか。)
そう思いながら。
第一種目：５０ｍ走
『６秒３２』
ゴール地点に着いたときにそう無機質な声でロボットが言った。
(・・・少しは上がったか。)
中学の頃よりもタイムが上がったことに対して自分の成長に気が付く霜月
だが、余り表情には出さない
もう少し、鍛えるかなどそう考えているとある少女に霜月は話しかけられた。
「ねぇねぇ君すごい速いね！！名前なんて言うの？」
霜月は、話しかけられた瞬間一気に警戒した。
初対面の人に対しては必ず警戒してしまう霜月の悪い癖だ。
そんなことは露知らずか、その少女は話続ける。
「私、麗日お茶子！！よろしくね！！」
ニコニコと笑顔で言うその少女
人間不振が拗れたような性格をした霜月は若干ぶっきらぼうに・・・・・というか、かなりぶっきらぼうに名を名乗った
「・・・・・・霜月悠里。」
本当は嫌だったが、これは礼儀のひとつなので仕方なく名乗った
霜月は見かけによらず礼儀知らずではなかったのだ。
その答えを聞いたのか麗日は嬉しそうに話始めた。
それでも無表情を崩さない霜月
それだけ、この場にいるのが嫌なのだ。
遂に霜月は、麗日にこういった。
「私は、この学校で仲良くする気なんか全くないよ。だから私に関わらないで。」
冷たい声で麗日に言った。
「え・・・。」
唖然とする麗日。
皆が移動し始めたのを確認した霜月はさっさと麗日を置いて行ってしまった。
何かいまいち理解できていない麗日は
(た、ただ照れてるだけなんだよね！！)
と言う盛大な勘違いをしていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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革ベルト
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あずきいろ
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07狐 - 面白いです！!麗日さん天然というかなんというか,,,更新頑張って下さい!! (2019年2月6日 19時) (
レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - 波瑠さん» 訂正しておきます。ご指摘ありがとうございます！！ (2019年1月13日 10時) (レス) id: 2d6aade465 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 千晴さん» 返信した気になってました。放置してすみません。分かりました。更新頑張ってください。 (2019年1月5日 22時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - 人間不信が人間不振になってますよ (2019年1月5日 19時) (レス) id: 977f6c68bb (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - 雨咲 水葉さん» なので本当に申し訳ないのですが、この小説では名前変換ができません。機械音痴で本当にすみません。説明が長くなって申し訳ありません。ですのでその事も含めてこの小説をお楽しみください。 (2018年8月24日 19時) (レス) id: ecd795e300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千晴 | 作成日時：2016年9月24日 18時
