十四話 ページ18
個性把握テストが終了し各教室に戻っていくなか、緑谷と霜月が相澤に呼ばれていた
「緑谷、リカバリーガールのとこ行って直してもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ。」
そう言って緑谷に紙を渡す相澤
「そして霜月。お前は緑谷の付き添いに行け。」
「....何でですか。」
不服そうな顔になる霜月
それはそうだ自分には関係ないことに巻き込まれたのだから
「お前、ハンドボールの時とか色々と問題起こしてただろ。」
思い出すのは先ほどの険悪ムード
その時点で1-Aクラスの人たちとの溝が空いているのは明白だ
まぁ、霜月には関係のないことだが
「....それが何でですか。関わりたくないから言っただけですか。」
その周りが一気に氷点下まで落ちた気がした
そして緑谷は焦る
「教室でも言っただろ。そんなんじゃいつまでたっても直らない。だから、付き添いはその人間不振を直すための一歩だ。」
ほら、さっさと行け。と言い相澤は行ってしまった
残された二人に気まずい空気が流れる
特に霜月は先ほどの言葉で不機嫌ぎみだ
「え...えっと......｡」
その空気に耐えきれなかったのか、緑谷は霜月に話しかけた
「....何。」
無表情で聞き返す霜月
「あっ....えっと.....保健室.......｡」
雰囲気にビビってだんだん声が小さくなっていく緑谷
霜月はそれを感じていたのか一言だけ「行くよ。」と言い、さっさと歩いて行った
緑谷はそのあとを急いで追い、霜月の横にならんだ
そのときに霜月が緑谷の歩く速度に落としたのを緑谷自身が感じていた
緑谷は霜月を見て、近づくなオーラをさっきまで出していたのに、今ではそのオーラがなくなっている
それは、緑谷が怪我をした配慮なのかそれとも別の問題なのか緑谷は分からなかった
だが、ただひとつ思ったことは優しいのか冷たいのかわからない少女だと言うことだった
保健室に着いた霜月は緑谷に
「私は外で待ってるから。」
と言って扉の横に壁に背を預けた
数十分後、緑谷が保健室から出てきたところを確認すると霜月は壁から背を離し女子更衣室に歩いて行った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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07狐 - 面白いです！!麗日さん天然というかなんというか,,,更新頑張って下さい!! (2019年2月6日 19時) (
レス) id: 7d01dbf670 (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - 波瑠さん» 訂正しておきます。ご指摘ありがとうございます！！ (2019年1月13日 10時) (レス) id: 2d6aade465 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 千晴さん» 返信した気になってました。放置してすみません。分かりました。更新頑張ってください。 (2019年1月5日 22時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - 人間不信が人間不振になってますよ (2019年1月5日 19時) (レス) id: 977f6c68bb (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - 雨咲 水葉さん» なので本当に申し訳ないのですが、この小説では名前変換ができません。機械音痴で本当にすみません。説明が長くなって申し訳ありません。ですのでその事も含めてこの小説をお楽しみください。 (2018年8月24日 19時) (レス) id: ecd795e300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千晴 | 作成日時：2016年9月24日 18時
