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ノクターン横丁 ページ7

貴方side




ジニ「A...ちょっと待って!」

『...えっ?あぁ、ジニー。ごめんね。』

ジニ「大丈夫よ。それより、Aかっこよかったわ!」

『ありがとう!』

そんなこんなでジニーの採寸は終わり、元の道を戻っていた。

しかし、前に進むのが難しいくらい人がいっぱいいるので、近道をすべくジニーと手を繋ぎ近くの路地を曲がった。

が、それが大きな間違いだった。

路地を出ると、ノクターン横丁だった。

こちらも、ダイアゴン横丁程ではないが、人がたくさんいたので、路地を戻ろうとした時には人に流されもう違う場所にいた。

ジニーお私はお互いの手をしっかり握って建物の影に隠れる事にした。

するとそこに、籠いっぱいに人の爪が入ったのを3個持った老婆がこちらに近づいてきた。

老婆「お嬢さん、そんなところでどうしたの?」

老婆はギシギシ言いながら笑って、私達に手を伸ばしてきた。

ジニーは私の後ろに隠れている。

もう終わりだと思った。

その時...

ドラ「あの...すみません。それは僕の連れです。」

老婆「あぁ、そうかい。」

また老婆はギシギシ笑って何処かへ行った。

私がとジニーは声すら出せなかった。

ドラ「こんな所で何やってるんだ。」

『.....その、ダイアゴン横丁に戻りたいの。』

ドラ「...こっちだ。」

ドラコは私のジニーと手を繋いでないもう一方の手を掴んで、さっき来た路地まで連れてきてくれた。

『...ありがとう。学校でね。』

ドラ「あぁ。」

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作者名:那瑛花naeba | 作成日時:2016年12月29日 21時

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