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苛立ち 2 ページ6

貴方side




私の予感は見事的中してしまった。

ルシ「マグルと付き合っているようでは...。お宅は落ちるところまで落ちたと思っていたがね。まぁ、君の娘がスリザリンに入っただけでも救いだと思えば良い。」

私は痛いと悲鳴をあげるまで、ジニーの手を握ってしまった。

これにはパパも我慢出来なくなり、杖を取り出した。ドラコの父親もだ。

大人がこんな事して...

オマケに、ロンとフレットとジョージはパパを煽っている。

『大人でしょう?こんな馬鹿な真似は辞めて下さい。』

『エクスペリアームス!』

私はパパの杖を取り上げた。

これには野次馬達は驚いたらしい。

フレ「流石我が妹よ!」

ジョ「Aよ!頑張るのだ。」

そして、私は未だに杖を構えているドラコの父親に杖を向けた。

さっきの怒りを晴らす為に、コイツにも何かやってやろうと思った。

((エクスペリアームス!))

無言呪文で吹き飛ばしてやろうと思ったが、杖が飛んで行っただけだった。

野次馬達は口を開けてマヌケな顔をしていた。

『ジニー、ローブの採寸はまだでしたね。行きましょう。』

私は半ば強引にジニーを引っ張って、マダム・マルキンの店に向かった。

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作者名:那瑛花naeba | 作成日時:2016年12月29日 21時

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