黒髪のウィーズリー【秘密の部屋】 (ページ43)

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夢 3 ページ43

貴方side

女の子とライリーは、梟小屋の恐らく手紙を書くであろう机で、さっきの枝を削ったり、切ったりし始めた。

そのうちに辺りはだんだん暗くなってきた。

ライリー｢お嬢様、そろそろお家に戻りましょう。｣

女の子｢...そうね。また明日にしましょうか。この引き出しに入れて置きましょう？｣

ライリー｢承知しました！｣

そして、2人は家の中に戻って行った。

女の子｢明日、お父様のお友達のお家のパーティーに行くの！｣

ライリー｢お嬢様、楽しんでいらしてきて下さい。｣

女の子｢えぇ！勿論よ！｣

ライリー｢...けれど、明日杖を作るのは無理ではありませんか？｣

女の子｢...あっ！...そうね...｣

ライリー｢明後日にしましょう。｣

女の子はにっこりと微笑んでいるのが何となく分かった。そして、杖を作ろうとしているのも...

そして、女の子は眠りに着いた。隣の部屋に彼女の両親が寝ているらしい。

けれど、しばらくしてから女の子は足音で目が覚めた。屋敷しもべ妖精の足音で無いことは確かだ。

女の子は隣の両親の部屋に行こうとした。

そこには知らないマグルがいた。

マグルはナイフを持って、彼女の両親に1歩...また1歩と近づいて行っていた。

けれど、杖を出していない両親に女の子は驚いていた。

次の瞬間、女の子の父親がマグルに刺された。

女の子｢お父様！お父様！お母様！助けて！｣

そして、次は女の子の母親を刺した。

女の子の母親は、刺された脇腹を抑えながらも女の子に駆け寄り、鍵のある部屋に女の子を連れていった。

女の子｢お母様！お母様！｣

女の人｢...話しちゃ...駄目よ...静...かに...しなさ...い？｣

女の人｢ポータス...これを...付けて...逃げるの...よ。オブリエイト...｣

女の人は、付けていた首飾りを女の子に付けてから呪文を唱えた。

次の瞬間女の子は何が起こったのかよく分からない状態でその場から消えた。

そして、女の人は女の子の居たところに微笑んでから息絶えた。

次の瞬間、私は畑の広がるまだ薄暗い田舎町に移動していた。