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苛立ち ページ5

貴方side




ドラ「ちょっと書店に行くだけで大見出し記事だ。」

ジニ「ほっといてよ!」

ドラコは今度、そう言ったジニーを見て、

ドラ「おや、ポッター。ガールフレンドかい?」

と嘲笑った。

私はこれには、口を出してしまった。

『お久しぶり、ドラコ。ジニーは私の妹よ。ジニーにまで嫌味を言わないで。』

ルシ「これ、ドラコ。失礼するでない。
あぁ、ミスター・ポッター。ルシウス・マルフォイです。お見知りおきを。
失礼。
この傷は伝説だ。...この傷を付けた魔法使いも。」

私がドラコに言い終わった直後に、ドラコの父が話し始めた。

でも、彼の最後の言葉は意味が分からない。

ハリ「ヴォルデモートは両親を殺した。ただの人殺しだ。伝説じゃない。」

ルシ「...ふむ。彼の名を口にするとは勇気がある。それとも愚かなのか...。」

ルシ「中はもう大騒ぎだ。外に出よう。...おや、ウィーズリーじゃないか。」

パパ「...ルシウス」

ルシ「お役所は忙しいらしいですな。抜き打ち調査続きで。残業代は出るのでしょうな。この様子ではどうもそうではないらしいが...。
魔法使いの面汚しの仕事をしていると言うのにろくに給料も貰えないのではねぇ。」

私はジニーの手を強く握ってその様子を見ていた。(内心パパ頑張れと思ったが、態度には出さなかった。)

パパ「何が魔法使いの面汚しについては我々の意見はだいぶ違うようだが。」

ルシ「さようですな。」

私は何か嫌な予感がした。

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作者名:那瑛花naeba | 作成日時:2016年12月29日 21時

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