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知らぬ間の出来事 ページ34

貴方side





リドルと話してから、ボーっとして、何が起こってるのか分からなくなって、ショックで、目の前が見えなくなって、何も聞こえなくて...


怖くて...



気が付くとリドルは居なくて、代わりにハリーがいた。

ジニーは意識を取り戻している。

ジニ「ハリー、私がやったの。でも、信じてそんなつもりじゃ...。リドルがやらせたの、それで...。ハリー怪我してるわ...。A?どうしてここに?」

「私がやった」という事は、さっきリドルの言っていた事は真実だったのか...

ハリ「心配ないよ。ジニー、A、君達は通路を進んでロンを探すんだ。」

そこでやっと、ハリーは私達を助けてくれたという事に気が付いた。

『ありがとう!』

そう言うと、ハリーは下を向いて帽子や剣を取りに行ってしまった。


今はジニーと、2人してふらふらしながら通路を進んでいる。

すると行き止まりになっていた。

辛うじて1人が通れる位の隙間がある。

私はジニーに先に行かせた。

すると聞き慣れた声が聞こえてきた。

ロン「ジニー!!心配したんだ!Aは?」

正直今でもあんまり話したくない。

けれど、ハリーと一緒に助けに来てくれたロンにお礼を言わなければいけない。

私は複雑な気持ちで隙間を通った。

ロン「A!!...あー。...大丈夫?」

『...えぇ。』

ロン「...」

『...』

嫌な沈黙が続いた。

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作者名:那瑛花naeba | 作成日時:2016年12月29日 21時

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