黒髪のウィーズリー【秘密の部屋】 (ページ15)

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伝説ページ15

貴方side

私はママの吠えメールが来てから、グリフィンドール生とあまり関わりたいとは思わなくなった。

さっき変身術の授業で、折れた杖を使ったロンが呪文に失敗した時にスリザリン生が笑っていようとそのまま続けた。

そして今はまた、グリフィンドールと合同の魔法史の授業だ。

いきなりまだ質問もされていないのにハーマイオニーが手を挙げた。

ビンズ｢はいミス･グレンジャー｣

ハマ｢先生、聞いても構いませんか？秘密の部屋の事です。｣

ビンズ｢ええいいでしょう。

皆さんもご存知の通りホグワーツは1000年以上前に当時最も偉大な4人の魔法使いと魔女達によって創設されました。
ゴドリック･グリフィンドール、ヘルガ･ハッフルパフ、ロウェナ･レイブンクロー、そしてサラザール･スリザリン。
この4人のうち3人は意見も合い協調していましたが1人は違いました。
サラザール･スリザリンはホグワーツに入る生徒をより選別すべきだと考えたのです。
魔法教育は純粋に魔法族の家系にのみ与えるべきだと。
つまり純血の者ですね。
でも3人が反対したので彼は学校を去りました。
伝説ではスリザリンはこの城のどこかに隠された部屋を作ったとされています。それが秘密の部屋なのです。
スリザリンは学校を去る前にこの部屋を封印し学校に彼の後継者が現れるまで開かないようにしました。
その後継者だけが秘密の部屋の封印を解きその中にある恐怖を解き放ちそれを操り、魔法を学ぶに相応しくない者、スリザリンが認めぬ者を追放すると言われています。当然学校側としても何度も調査をしたのですがその様な部屋は見つかりませんでした。｣