黒髪のウィーズリー【秘密の部屋】 (ページ11)

今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:53,865 hit

吠えメールページ11

貴方side

マンドレイクの泣き声を聞いて初日は終わり、今日はパンジーとお話ししながら朝食を食べていると梟がたくさん入ってきた。

一番最後に、ウィーズリー家の老いぼれ梟のエロールが入ってきた。

けれど、グリフィンドールの方へ飛んで行った。

どうしたんだろう？

パンジーはエロールを見てキャハキャハ笑っていた。

と、突然大広間ち怒鳴り声が響いた。

吠えメール｢ロナルド･ウィーズリー！｣

ママからロンに吠えメールが来てしまったらしい。

吠えメール｢車を盗むとはどういう事です！お父さんは役所で尋問を受けていますよ！それも皆お前のせいです！よくお聞き！今度ちょっとでも規則を破ってごらん、家に引っ張って帰りますからね！｣

私達は必死に笑いをこらえていた。

ドラコの馬鹿にした様な言い方にはイラッとしたが、それよりママからロンへの吠えメールが面白かった。

吠えメール｢あぁ、ジニーちゃん。グリフィンドールに決まっておめでとう。パパもママも鼻が高いわ。｣

この吠えメールの叫びが聞こえるまでは...

やっぱり私はパパとママの恥なんだ...

私はヒッソリとその場を抜け出した。

そして、多分誰も来ないであろう使用禁止の張り紙が貼ってあるトイレで泣いた。

??｢どうしたの？あなたも虐めれちゃったの？まぁ可哀想。｣

『私は家の恥じよ！』

誰かに聞かれたので私は思わず怒鳴ってトイレを出てきてしまった。

気が付けば、もう授業が終わっている時間だった。

あぁ、サボってしまった...

寮に戻ろうとして廊下を歩いていると、グリフィンドールとスリザリンのクィディッチチームが外で言い争っているのが見えた。

近くに行くと、ドラコが自慢話しをしていた。