過去 モーリーside ページ26
モリーside
それから、Aはウィーズリー家の子になった。
あまり似ていないのは、ロンと二卵生の双子だからで、黒髪なのは、私の祖母が黒髪だったからという事にした。
それから月日が経ち、いよいよホグワーツから手紙が届く頃になった。
Aもホグワーツに入学許可が出なければ...
そして、梟が来た。
三羽の梟が来た。
?ん?三羽なの?
ジニーは来年のはず...
一通目は...ロナルド・ウィーズリー様と書いてある手紙。
二通目は、A・ウィーズリー様と書いてある。
...三通目は.....かろうじて読めた。どうやら、A・ウィーズリー様と書いてある様だ。
ママ「アーサー!ロンとAも、ホグワーツから手紙が届きましたよ!」
パパ「おお!とうとうこの時が来たか!」
ママ「...それと...Aにはもう一通...。」
パパ「...!?」
二通はホグワーツからの手紙だった。
けれど、もう一通はラテン系の言葉で書かれた手紙だった。
ママ「A!ロン!降りてきて!」
『なぁに?ママ!』
ロン「どうしたの?」
ママ「二人とも!ホグワーツから手紙が来たわ!それと...A、あなたにはもう一通来てるわ。」
『どうして?』
ママ「分からないのよ。」
Aは、手紙を手にとり、難しい顔をした。
読めていないのかしら。
きっとそうなのでしょう。
ママ「読めないの?」
すると、Aは首を横に振った。
『ママ...ボーバトン魔法アカデミーってなぁに?』
パパ「!?...ほっ本当なのか?」
ママ「...!?ボーバトン?あなた、どこでフランス語を覚えたの?」
『分からない。ね!ボーバトンもホグワーツみたいな所?』
ママ「えっ...ええ。」
『そうなんだ!でも、私はホグワーツに行くよ!だって、ロンもフレットもジョージもパーシーもチャーリーもビルもパパもママも、皆ホグワーツでしょ?』
パパ「そうだよ...。」
その時、何となく察した。
多分、Aはフランスからバカンスか何かに来ていて、この近くで迷子になっていた所をフレットとジョージ拾われたのだろう...と。
けれど、何故...?
名前と歳しか分からなかったのだろう?
何故、英語があんなに小さいのに違和感が無く話せて、ホグワーツからも手紙が届くのだろう?
イギリスに住んでいるからだろうか...?
やっぱり、Aはスリザリンだった。
48人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
那瑛花(naeba)(プロフ) - ロザリアさん» この駄作品を読んで頂きありがとうございます!なんせ、本を読んでいたのが今は遠き小学生時代なもので...。訂正箇所を教えて頂きありがとうございます!これからも、宜しくお願いします。 (2016年12月28日 19時) (レス) id: 72a4b2d619 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリア - はじめまして楽しく読ませてもらっています。間違っている箇所を見つけたので報告いたします手紙 モリーsideの忘却呪文が、間違ってます「アロホモラ」ではなく「オブリビエイト」ですこれからも楽しく読ませてもらいます。更新がんばってください (2016年12月28日 14時) (レス) id: f93f8b31a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:那瑛花naeba | 作成日時:2016年12月8日 15時