黒髪のウィーズリー(賢者の石)

組み分け ページ14

貴方side


マク｢名前を呼ばれた生徒は前に出てきなさい。

この組み分け帽子を頭に乗せます。帽子が寮を決めてくれるでしょう。

アボット･ハンナ...｣

帽子｢...ハッフルパフ！｣

......

マク｢ハーマイオニー･グレンジャー｣

あっ！ハーマイオニーが呼ばれた！

ハーマイオニーはどこだろう？

ハーマイオニーの組み分けには、かなり長い時間が使われた。

帽子｢.......グリフィンドール！｣

よかった！ハーマイオニーもグリフィンドールだ！

徐々に、ロンと私の順番が近付いてきた。

さっきの嫌味を言った奴は、当然スリザリンだったらしい。

マク｢ロナルド･ウィーズリー｣

とうとうロンが呼ばれた。

帽子｢グリフィンドール！｣

すぐだった。

いよいよ私だ。

マク｢A･ウィーズリー｣

大広間がざわついた。

そりゃビックリするだろうね。

赤毛で有名なウィーズリー家なのに、私は黒髪なんだから。

ほとんどの人が驚いている。

やっぱり、グリフィンドールと分かっていても緊張する。

私は帽子をかぶった。

帽子(またウィーズリー家の子だな？)

《ええ、そうです。》

帽子(.........)

私は、ずっと帽子に放置されてる。

何か言ってよ。

帽子(君はウィーズリー家なのか...)

《はい？》


帽子(君は本当にウィーズリー家かい？)

《ええ。黒髪なだけで、ウィーズリー家ですよ？》

帽子(.........よし決めた。)

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