幼馴染みと (kei) (ページ1)

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□1話□ ページ1

Aside

「Aー！起きてぇ！」

「っん………。」

目を開けると、マッシュルームの男。

「もうっ、朝からうるさいよ…慧ちゃん。」

「はぁ～？Aが起きないのが悪い！」

私は宮内A。高1。

そして…、さっきからうるさいこの人は
家が隣で赤ちゃんの頃から仲がいい……
まぁ、いわゆる幼馴染みの伊野尾慧。通称慧ちゃん。同じく高1。

「慧ちゃん。着替えるからあっち行って」

「えー、お風呂も一緒に入った仲なのに？」

「だーめ！昔と今は違うの！私だってもう16歳なんだから！」

「俺別にAのちっぱい見ても何とも思わないのにさ～」

「ばかっ！//」

はぁ……。気にしてんのに…。

朝から気分が崩れるも、これがいつもの事。
それに慧ちゃんにもいい所あるし…

「やばっ、遅れちゃうっ」

「Aちゃん、おはよう～、今日お弁当よね？はい。」

「おはようございます！ありがとうございます！」

「A、飯食わねぇの？」

「うんっ、いっかな。」

家は親が共働きで、いろいろ
慧ちゃんのお母さんが用意してくれてる。
寝てるのは流石に自分ちだけど。

てか、やばいやばい。時間ない。
女の子は髪も身だしなみも大変なんだから。
呑気にご飯食べてる慧ちゃんとは違うの。

「いっ、行ってきまーす！」

「おっ、まって！俺も！」

慌てて後ろから追いかけてくる慧ちゃん。

「自転車乗っけてくから、うしろ！」

「お、ありがと。」

「朝ご飯もしっかり食べろ！」

自転車にまたがると
梅おにぎりを渡してくれた慧ちゃん。

こういう所は優しい…

「ふふっ。A……」

「なに？」

「おっぱい当たってる～」

「っ……!!えっっち！」

ただし、変態は直して頂きたい。