１５話 ページ15
「涼介、おいしい？」
「うん！おいしい」
決めた。もう絶対泣かない。
「じゃあ、そろそろお家帰ろうか」
お母さんが出してくれた苺を全て食べた涼介。
「涼ちゃん。またおいでね」
「うん！」
涼介とタクシーに乗る。
病気の事、お母さんには
話した方がいいって言われた。
けど、もしそれで
不安にさせてしまったら。
あと、大貴と侑李にはなんて言おう？
考え込んでいると、いつの間にか
家に着いた。
「涼介、ちょっとおいで。」
「なぁに？」
リビングに座る。涼介に言おう。
でも傷つけないように。
「涼介、明日から病院に入院するの。」
「えっ、僕が？なんで？」
ビックリな表情の涼介。
「ちょっとね、体にバイ菌さんがいるから、お薬で退治しなきゃダメなの。」
「そっか…」
涼介はそれ以上何も言うことなく
ソファーに寝っ転がった。
その時の俺は、涼介の本当の気持ち
分かってなかったんだ──。
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涼介担 - 続きが気になります。 (2022年3月18日 12時) (
レス) @page24 id: 7a98f66b3e (このIDを非表示/違反報告)
sinku(プロフ) - 続きが気になります！ 更新頑張って下さい！！ 応援してます！ (2017年9月10日 20時) (レス) id: 627293199a (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 続きがとっても楽しみです！これからも更新頑張ってください。 (2017年8月7日 15時) (レス) id: c8ccd82ef6 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPの青色担当@あいか♪(プロフ) - 感動しました。泣きました。更新頑張ってください！ (2017年5月2日 15時) (レス) id: 8417d2c68e (このIDを非表示/違反報告)
candle - 感動しました。頑張ってください！！応援してます！ (2017年3月12日 11時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向 日 葵 | 作成日時：2017年3月3日 18時
