《劇場版》病弱と勘違いされてる轟焦凍の幼馴染【ヒロアカ】 (ページ23)

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緑谷「僕もAも、ただ君が困った顔をしてたから助けた。誰も死んでほしく無いから助けたんだ」

ロディ「け、けど！それで怪我したんだろお前らは！そんなの割に…」

緑谷「見返りが欲しくて助けた訳じゃない。

君を助けられたなら、それで充分だよ」

真っ直ぐな瞳で見つめられ、ロディは少し戸惑ってしまう

緑谷「Aもさ、自分の事より他人の事優先で動いちゃう子なんだ。

誰かが困ったり苦しい顔をしてたら、自分がどんなに辛くても、突っ走ってちゃうんだ」

愛おしそうにAの頬を撫で、ロディにそう言う

ロディ「…ホンット、ヒーローは訳わかんねえ奴ばっかだな」

緑谷「え”っ」

ロディ「…俺はロディ。ロディ・ソウルだ。あんたらの名前は？」

緑谷「！…僕はイズク・ミドリヤ。ヒーロー名はデク！こっちはA・ヒヤマ。ヒーロー名は轟だよ」

ロディ「へぇデクとトドロキか…覚えやすいな」

お互いの名前を言い合い、かなり遅めの自己紹介だ

『ん”…どうしたの？』

緑谷「わっ、ごめん起こしちゃった！？」

ロディ「なんでもねーよ。ほら寝てろ」

起きてきたAをまた寝転がせ、背中を撫でる

緑谷「…なんか、お兄ちゃんみたいだね」

ロディ「…まーな」

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