番外編Part12 ページ12
ご飯を食べ終えるとお互いの準備をし始めた。
男性の準備は以外にも早いもので私の身支度時間の半分の時間で彼は準備できたよと私がいる部屋の方に声をかけてきたのだ。
『あとちょっと』
「じゃあ、外に出て待ってるね!」
ガチャンと彼が去っていく音が聞こえる。
久々に着るものだから少々時間がかかった。
出久が外に出てから15分後。
私の準備が整った。
鞄を持ち、玄関のドアノブに手をかけた。
『おまたせ』
「時間かかったけどどうした……」
どうしたの?という前に彼は私を見て固まった。
『出久?』
そんなにもこの服装が変だったのだろうか。
「し、しろ……その服って!?」
結婚祝いにアスナがくれたもの。
それは高校時代に着ていたヒーロースーツ。
『似合う?』
首を傾げてアピールすると彼は興奮したように全力で首を上下に降り始めた。
「懐かしい……」
『貰った、アスナから』
詳しくいえばキリトとアスナから。
どこでヒーロースーツの情報を聞き出したのかは謎だが、彼らの手作りだと聞いている。
『行こ。散歩』
「……うん!」
私たちは家の後ろ側に向かって歩き出した。
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天ノ弱な月猫(プロフ) - 凄く面白いです!応援してます!更新待ってます! (2018年6月26日 16時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - てるてる研磨+さん» 更新ペース遅いけど、ありがとう(*`艸´)ニシシ (2018年3月19日 8時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
てるてる研磨+(プロフ) - 朱里さん» きたぜw (2018年3月17日 13時) (レス) id: a92238c517 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - てるてる研磨+さん» てるさん! (2018年3月13日 7時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
てるてる研磨+(プロフ) - |д゚)チラッ (2018年3月9日 15時) (レス) id: a92238c517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2018年3月9日 8時