二十一話 ページ24
次の日、当たり前の寝不足で。
教室につくなりぐっすりである。
私を心配してか、出久が頭を撫でてくれていた。
一度、相澤先生に起こされたがそれも記憶にないぐらいとても眠かった。
目が完全に覚めたのは午前中の授業が終わった辺り。
緑谷くんに起こされた。
「お昼、一緒に食べよ？」
『……』
周りを見れば麗日さんや飯田くんも一緒。
頷きながら、毛ずくろいで顔を洗う。
彼に抱えられながら食堂へ。
「僕、取ってくるよ。何がいい？」
『オムライス』
猫から人に戻り、席について待っていた。
あの定員に捕まらなければ、こんなことにはならなかったのに。
と、後悔しながらあのゲームに誘ってくれた彼女のことを思い出す。
始めたことを知らせなくては。
そう思っていたら、オムライスが来た。
「どうぞ」
『ありがとう』
隣の彼はカツ丼で、真正面に麗日さんが座りいただきますと合掌。
その時、食堂に警報が流れた。
何やら、侵入者が入り込んだとか。
外を見れば、校門の壁が突破されていた。
でも、侵入者が入った様子はない。
隣の彼らは慌ててどこかに行ってしまった。
私は食べるのを再開する。
しばらくして、廊下側から飯田くんの声が聞こえてきた。
「皆さん、大丈〜夫っ！ただのマスコミです」
それに安心した皆は避難するのをやめる。
けど、不思議に思う。
ただのマスコミが英雄が作った壁を簡単に壊せるだろうか？
そんな疑問を抱きながら、午後の授業を迎えた。
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朱里(プロフ) - まほちんさん» き、気づかなかった……全部直します！ありがとうございます！ (2018年3月28日 18時) (
レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
まほちん - 雄英高校が、ほとんど英雄高校になってます、、、！ (2018年3月23日 23時) (レス) id: 05f0b2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 名無し42823号さん» お、お恥ずかしい笑笑ありがとうございます！ (2017年12月3日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し42823号(プロフ) - 18話のクラインがクラウンになってますよ！お話面白いです！ (2017年12月2日 12時) (レス) id: 2281aa880b (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - よぼよぼ婆ちゃんさん» ご丁寧にありがとうございます！画像、貼り付けてみます！ (2017年10月19日 7時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱里 | 作成日時：2017年9月17日 19時
