十五話 ページ18
「今から二人ペアに分かれて、チームを作ってもらう」
ヒーローチームと敵チーム。
それらに分かれて核の取り合い。
組むチームはくじで。
引いた相手は常闇くん。
『よろしく』
「あぁ」
私達はヒーローチームで、相手は敵チームの轟くんと障子くん。
「役割を決めた方がいいかもしれん」
『どっちでも』
話し合いの結果、私は相手と戦うことにした。
しばらく使っていなかった個性だから、制御ができるか不安である。
一戦目の緑谷くんチームと爆豪くんチームをみて思う。
これが剣同士の戦いなら、どんなに楽か。
手だけライオンの手とか、出来るように特訓しなきゃだ。
なんて考えてると出番なんてすぐだった。
「いくぞ」
常闇くんは核がある部屋に。
私は入口近くにスタンバイ。
目の前には誰もいない。
なら、何かを仕掛けてくると予想しておこう。
スタートの合図が鳴り響くと、予想通り仕掛けてきた。
氷か。
『大丈夫？』
内線で常闇くんの無事を聞く。
「足が凍ってしまったが、シャドゥは動ける。問題ない」
おそらく氷は轟君の方。
「避けたか」
その轟くん本人はこちらへゆっくりと歩いてきた。
「悪いが、先を通してもらうぞ」
再び氷を作り出す彼。
私はそれを避けつつ、動物変化をした。
遠吠えをあげ、氷を破壊する姿はライオンの姿は黒いボディにエメラルドグリーンの瞳。
ここを食い止めるよりもこの氷を溶かす方が先か。
私は再び動物変化。
まるで超音波と間違えるその鳴き声の主は鳳凰。
赤い炎ではなく、青い炎を纏う。
その姿に一歩下がる轟くんに私は突進する。
熱で建物全体を凍らせた氷が溶けていく。
私はそのまま飛んで核へ。
それを阻止しようとこちらへ振り向くが炎の体で出来ている鳳凰には無敵である。
「くそっ」
轟くんは内線で何かを話していた。
おそらく、私の警戒報告。
核のある部屋につくと障子くんが汗を垂らしてこちらを睨み、戦闘態勢。
しかし、熱でやられた体力はどこか力が抜けたようなダランとしている。
素早く後ろに回り込んだ私は核をタッチ。
私たちの勝利となった。
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朱里(プロフ) - まほちんさん» き、気づかなかった……全部直します！ありがとうございます！ (2018年3月28日 18時) (
レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
まほちん - 雄英高校が、ほとんど英雄高校になってます、、、！ (2018年3月23日 23時) (レス) id: 05f0b2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 名無し42823号さん» お、お恥ずかしい笑笑ありがとうございます！ (2017年12月3日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し42823号(プロフ) - 18話のクラインがクラウンになってますよ！お話面白いです！ (2017年12月2日 12時) (レス) id: 2281aa880b (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - よぼよぼ婆ちゃんさん» ご丁寧にありがとうございます！画像、貼り付けてみます！ (2017年10月19日 7時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱里 | 作成日時：2017年9月17日 19時
