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part61 ページ18
「はぁ、笑った」
お腹をさすりながら、私は食堂へ行く。
轟くん付きで。
「今日もオムライスか?」
「そういう轟くんは蕎麦?」
と、顔色を伺ってみたが……なんだろう。とても見てくる。
大体の予想は付いていたので、それを口に出してみた。
「私も、蕎麦……食べようかな?なんて」
「おう。うめぇぞ」
一瞬にして表情が変わる彼。
わかりやすっ。
私は先に席取りで彼は蕎麦を二つ抱えて持ってきてくれた。
「いただきます」
彼は食べずに私をじっくりと見続ける。
一口頬張って、目が合う。
「うめぇか?」
「うん、美味しいよ」
言えない。
蕎麦があまり好きじゃないなんて、言えない。
好きになるように克服しなきゃだな。
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ユリオLOVE - 大好きです!最新楽しみにしてます!! (2017年8月31日 16時) (レス) id: b580a56628 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2017年7月25日 17時