暗殺ヒーロー (ページ2)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:1,068 hit

part４７ページ2

ようやく一日が終わり、私はベットに倒れ込む。

流石に疲れた。

明日は朝イチに会議があるらしい。
私も参加しろのことで。

多分だけど、ヒーロー殺しの事なんだろうなと…

いつの間にか意識は遠ざかり、そのまま眠ってしまった。

朝を迎えたのは日が登る手前の時間で皆はまだ寝ていた。

「シャワー借りよ」

昨日はそのまま寝てしまったから、汗で全てがぐしゃぐしゃ。

シャワーから出てきた時には皆起きていて、会議が始まる前。

私は急いで着替え、席についた。

「ヒーロー殺しについて情報を得た」

会議のメンバーは烏間先生、イリーナ先生。後は私と事務所の社員さんたち。

「奴は血に関係する個性を持っているそうだ」

血。それを聞いてゴクリと息を呑む人たちが多数。

「いいか、奴に会ったら注意しろ。殺すことが目的じゃない。捕まえるために全力でやれ」

「今日の夜にこの周辺のパトロールをするわ。気を引き締めてね」

烏間先生とイリーナ先生が仕切る。
先生のようでいて、先生じゃない。

なんか、カッコイイな。

「瑠衣、お前も同行してもらうぞ」
「無論、そのつもり」

ヒーロー殺しがどんなものかこの目で確かめないとね。