28.√fj ページ18
塾が終わり
俺は意中の女の子と帰宅する
「Aちゃん、コンビニ寄ろうよ」
そうやって毎度毎度コンビニへ行こうと提案するのは
勿論少しでも長く一緒に居たいからなわけで
「Aちゃん飲み物どれがいい？奢るよ」
これは付き合わせちゃってる俺なりのお返しのつもり
いつもAちゃんは遠慮しちゃうけど
コーヒーが苦手なAちゃんは決まってミルクティーを買う
男子校通いの俺は、そんな些細な所も女の子らしくて可愛らしいなって思う
「あの塾講の人と仲良いの？」
買ったミルクティーを手渡して訊ねた
新しく俺達の担当になった塾講師
どうやらAちゃんと顔見知りみたいだったから
「レトくん？まぁー･･･うん、色々とお世話になったから」
色々と･･･？
なんか少し引っ掛かった
授業が終わってからAちゃんはあの人の所に話しに行って
その時、あの人はなんか意味深な目で俺の事を見ていたんだ
変なもやもやした物が生まれたけれど、俺は「そっかー」と軽く返事をしてコーヒーを飲んだ
Aちゃんの先輩ってことは、高校でのAちゃんを知っているのか
他校の俺は塾でしか会うことはないし
時間だって数時間だ
なんか少し、悔しいな
ふと、俺のスマホが揺れる
着信だ
「･･･あ、ごめんAちゃん。電話出ていい？」
俺が電話を取ると
いつもデカい声でわーわー喋るソイツの、元気の無い声が聞こえてきた
「もしもし？」
『･･･お前今日塾だっけ･･･』
「おぉ、今塾終わった。」
『だよな･･･そうだよな･･･』
「うん･･･」
『俺いま二丁目の公園の近くなんだけど･･･』
「え？俺今その辺いるぜ。コンビニんとこ。」
『まじんこ？行っていい？』
「おー分かった待ってるわ」
やけに落ち込んでいたな
なんかあったのかな
「お友達？」
「うん中学のダチ。近くいるみたいだから合流しよーって。あ、そう言えばAちゃんと同じ高校だけど知ってるかな？」
「誰だろう？」
「えっとねー･･･あ、来た来た」
背が高くて
派手な髪色
一際目立つ男が、項垂れている
「フジー･･･助けてくれぇー･･･俺、今日取り返し付かないことしちゃ･･････って･･････え･･････」
「え･･･」
目が合って息が止まったふたり
「委員長！！？」「キヨ！！？」
声を揃えたふたりに
嫌な予感がした
.
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よる - not駄作！ (2019年1月4日 21時) (
レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - 柚子さん» テストお疲れ様です！すごい･･･平均より上ですばらしい(*´ω｀*)リクエストありがとうございます！！！！リクエストには全力で答えさせて貰います！！！！ありがとうございます！！！！鼻から花をいただけるようにがんばりますw (2018年6月7日 11時) (レス) id: fcf8aeaa85 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - うおっ！ついに…！完結ですね！いやー、テスト170位中60位でした。次回作で、ヒラさんの小説リクエストします！作ってくだされば、鼻から花をだしてみせます。何をいっているのでしょうか。できればでいいので！ではん今作もお疲れ様でした！ (2018年6月6日 23時) (レス) id: eea949121f (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - まじめさん» ありがとうございます！まだ構成中なので早くお届けできるようがんばります･･･(;∀;) (2018年6月4日 20時) (レス) id: fcf8aeaa85 (このIDを非表示/違反報告)
まじめ(プロフ) - さぼてんさん» みんな幸せで良かったです(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ 新作…！！めっちゃ楽しみにしてます！！！！！！！！！！ (2018年6月4日 15時) (レス) id: e25cec026c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さぼてん
| 作成日時：2018年4月23日 21時
