10月31日 9 ページ15
オレは血を流しながら場地について歩いた。
千「動いちゃダメだA君!」
『千冬ごめんな?』
オレは千冬に謝りそのまま歩いた。
ド「場地、A」
三「A、血が・・・」
オレは場地を救うためについていく。
場「オレは一虎になんか殺されねーよ!気にすんなよ、一虎。」
場地はナイフを取りだした。
オレはそのことを知っていた。
場地はそのまま自分の腹を刺そうとした瞬間、
ドカッ!
オレは場地に一蹴り入れた。
オレの蹴りは場地の手にあたりナイフは飛んでいった。
場「オイ!!何すんだよA!」
『・・・うるせーよ。』
周りの奴らは誰一人として声を発しない。
『圭介、オマエ何死のうとしてんだよ。オレはオマエを死なせるつもりはねーぞ!オマエさ、前におふくろさん泣かせねぇーって言ってたじゃん。もう泣かせないって。オマエが死んだらおふくろさん泣くぞ?それに、俺達だって・・・。』
オレはもう限界が近かった。
オレの体からは至る所から血が流れていた。
『圭介、オマエが死んだら何人の人間が悲しむと思ってんだよ!千冬を1人にするのか?オマエがもし死んだとしても誰も喜ぶ人間なんていねーんだよ!それぐらい理解しろ!』
オレは叫んだせいで体の血がさらに流れて、血の量が足りなくなっていくのを感じた。
ドサッ。
オレはそのまま倒れた。
場「A!オイ!!しっかりしろ!」
ド三タ「A/A君!」
オレは意識はあるが目を開けられなかった。
するとマイキーの方から声が聞こえた。
一「次はテメーだ。仲良く逝かせてやるよ。」
マ「黙れ、殴り殺してやる。」
オレはマイキーの声色で相当頭にきていることを察した。
オレは力を振り絞って
『場地・・・。』
場「A!どうした?」
『一緒にマイキーを、止めるぞ』
『アイツを止められるのは、オレたちしかいない。』
オレは場地に支えてもらいながら立ち上がった。
ド「A、」
その頃マイキーは一虎を何度も何度も顔面を殴り続けた。
マ「殺す!!殺す!」
『マイキー。』
その声でマイキーの手はピタッと止まった。
オレは場地とマイキーと一虎の間に割って入った。
『マイキー、もうやめろ、お前の気持ちはよくわかる。だけどオマエまで悪の道に進むのは違う。』
場「マイキー。そろそろやめろ。これ以上やったら一虎が死んじまう。それと、これ。」
場地が取り出したのはあの日のお守りだった。
マ「場地、オマエずっと持ってたのか・・・?」
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 死亡フラグ回収されたないからどきどきする (2021年11月6日 22時) (レス) @page37 id: 3dc8dfc09c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年11月2日 6時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも、更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください!! (2021年11月1日 22時) (レス) @page23 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて私も嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うゆ@uyuさん» 今日更新したので是非見ていただけたら嬉しいです!コメントありがとうございます! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年10月22日 21時