#75 ページ25
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私は無我夢中で王宮の中を駆け抜ける。
『ジョンホさんっ！』
と、彼の名前を呼んで。
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バンッと扉を開けてある部屋に入ると、そこは玉座がある場所だった。
幸い、ここまでは火が回っておらず、
それほど熱いとは感じなかった。
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･
JH「…！？Aさんっ？」
玉座の後ろからひょこっと顔を出したのはジョンホさんだった。
やっぱりここにいたんだと主人公は焦る。
JH「どうしてここに来たんですかっ！」
『あなたを助けに来たに決まってます！！
早くここから出ましょ？』
彼の近くに行って腕を引っ張る。
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だけど、ジョンホさんはその場から動こうとはしなかった。
私は余計に焦りが出てくる。
『…どうして逃げないんですか！？』
JH「…動いちゃ駄目です」
『えっ…？』
･
__ｼｭﾝｯ!!
『ｷﾔｯ!!』
私の横を弓矢が横切る。
それと同時に、ジョンホさんが私の体を弓矢から退かすようにギュッと抱きしめた。
JH「…大丈夫ですか？」
『はっ、はい…』
こんな状況で弓矢を打ってくるなんて…。
一体誰…？
私はゆっくりと飛んできた方向に顔を上げた。
･
『あぁっ…そんな…』
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･
『サンさんっ…』
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てん - めちゃくちゃ感動しました....思わず読み返してしまっています...。素晴らしい作品を本当にありがとうございます!! (2023年3月12日 1時) (
レス) @page38 id: f93d838dc7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ - すごく感動しました。素敵な作品をありがとうございます。涙腺が見事に崩壊しました。 (2023年1月27日 22時) (レス) @page38 id: e9cd719d39 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian - 完結お疲れ様です。とても面白く、感動的な物語でした。話と話がちゃんと繋がっていて、まるでドラマを見ているようでした！ (2022年10月2日 14時) (レス) id: aab996d8ff (このIDを非表示/違反報告)
いちご豆大福(プロフ) - スリーズペンさん» 再びコメントありがとうございます！！無事に終わることができて主もホッとしています(笑)次回作もよろしくお願いします！！ (2022年5月28日 11時) (レス) id: 258479fbc5 (このIDを非表示/違反報告)
スリーズペン(プロフ) - 完結おめでとうございます^^ もう最高でした。 話も終わり方も好きです。 次回作も楽しみにしています。 (2022年5月27日 20時) (レス) id: fdf6f0c470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご豆大福 | 作成日時：2022年4月28日 16時
