7日間の王 (ページ34)

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#34 ページ34

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『えっ…なんでっ…』

YH「それはこっちのセリフ！
なんでこんな所で寝てるんだよ！」

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チョン･ユンホ。

私の小さい時からの幼なじみだ。

家が近くて何度も遊んでて、今でもたまに連絡を取るぐらい仲がいい。

でも、私は違う場所にいたんだよね…？

じゃあ、ユノは存在していないはずじゃ…。

私は頭が混乱していた。

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YH「急に驚かせないでよね…。
たまたまAの家に行こうとしたら川で倒れてたんだから」

私が川で倒れてた…？

ますます分からなくなった。

YH「とりあえず家に帰るよ」

そう言われて私はユノに引っ張られて歩き出した。

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ユノの言っていた家。

それは私の家だった。

整頓された机。

私がいた場所にはないはずのキッチンやベッド。

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『ねぇ、ここって私の家…？』

YH「そうじゃなかったらただの不法侵入だよ」

ユノが呆れた表情を見せて言った。

YH「それにその格好、なんとかしなよ？
ハロウィンじゃあるまいし」

パッと自分の服の方に目をやると、明らかに朝鮮時代の服を着ていた。

それも練習着のまま。

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私はやっと頭の整理ができた。

『…ユノ』

YH「ん？」

『この国の名前って…』

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YH「大韓民国」