あの時あの場所で君と。

YS×桃の花 ページ14

･









･









イケメンで、優しくてちょっと天然。



そんな彼は今日も誰かに呼び出されている。



その度に私は気が気じゃなかった。











『ヨサンーまた告白されたの？』

YS「ん、まあね」

『これだからモテ男は辛いねぇー』

YS「そう言うAも昨日告られてたでしょ？」

『え…？』










驚いた。


確かに昨日告白してもらった。


けど、どうして知っているのだろう。










『まさか…盗み聞きした？』

YS「たまたま通りかかってたら聞こえた。
あれって1年生のジョンホくんだっけ？」

『…うん』

YS「仲良かったんだ」

『ジョンホくんとは委員会が一緒だったからね』

YS「…そっか」










なんだかあからさまに落ち込んでいる。


これは少しは期待してもいいのかな…。









YS「僕より身長大きいよね」

『まぁ、ちょっとだけ？』

YS「OKしたの？」

『どっちだと思う？』









いたずらっ子のように私がそう言えば、口をモゴモゴさせて黙っちゃうヨサン。









YS「A、」

『ん？』





YS「僕の方がAのこと_______________」









･










”好きな自信あるよ…？“










桃の花言葉



【あなたのとりこ】

YS×お風呂 【リク】→←HJ×待ち人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す