『wrwrd』【ある日の事同居人が分裂していた】『gr』

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軍服『おい、何時までやってるんだ？いい加減腹が減ったぞ』



ゆっくり『いい加減にしないと、ゆっくりがせいっさい(制裁)を加えるよ！』



【そ、そうですよ。それに、せっかく作ったのに冷めちゃったら美味しくないですよ……ね？喧嘩しないで仲良くしましょ】



同居人『…まぁ、Aさんがそう言うなら』



グルコフ『Aに免じて許そう』



同居人『こいつ…』



【はいはい！早く食べましょう！ね！？】



早くも火花が散りそうだったのでグルコフさんの腕をつかみ、同居人さんの背中を押して席に付かせる、二人は渋々といった感じでやっと座る…



【どうぞ、お口に合うといいですけど…】



ゆっくり『うん！おいしいよ！おいしい！』



軍服『昼食の飯も良かったが、こちらも美味しいな』



グルコフ『素晴らしい出来だ！』



【グルコフさんが手伝ってくれたおかげですよ】



キラキラと目を輝かせて夢中で食べるゆっくり、ゆっくりと落ち着いた動作で味わう軍服君、ニコニコと顔を綻ばせ褒めてくれるグルコフさん…こう見ると、同居人さんと全く同じ人物と言えど、各人個性はあるんだなぁ…と思う

ふと、同居人さんの方を見れば目が合った



【美味しいですか…？】



同居人『っ……とても、美味しい…ぞ』



【ふふ、良かったです】



その言葉が嬉しくて思わず笑えば、同居人さんは微かに顔を赤くして、苦いものでも食べたみたいな顔をする



【…？同居人さん？？】



軍服『…ｯはははは！お前、本当に俺なのか…？見ていて面白いな、はー…どうやらここの俺はシャイなようだ』



グルコフ『そんなチキンでどうするんやお前…ライバルながら心配になるな』



ゆっくり『？』



同居人『うるせー！黙ってろや！それと、お前グルコフとか言ったか、聞き捨てならんなそれは…！』



グルコフ『何ややるんか？おん？』



【ちょっ、ちょっと！食事中ですよ！】



ゆっくり『そうだそうだー！埃が舞うだろう！？ドタバタするなー！』



軍服『全く…お前らは自分同士で争うんじゃない。見苦しいぞ』

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