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大貴「ただいまー」
宏太「おかえり、遅かったね」
大貴「うん」
金曜日だから寝たくない！と喚く涼介をどうにか寝かしつけると、仕事終わりの大ちゃんが帰宅
アイドル、と言っても高校にも通っているからお仕事は22時までなのだ
光「大ちゃんごはんは？」
大貴「んー今日はいいや！明日の朝食べるね」
光「了解。冷蔵庫入れとくね、明日は何時？」
大貴「んーと…7時にマネージャーさん迎えくる
俺もう今日は寝るね、おやすみ」
光「うん、おやすみー」
ここ最近グッと忙しくなった大ちゃんは、環境の変化についていけないのか、ピリピリすることも少なくない
こんな感じで俺や光相手だと甘えられる部分もあるのだろうけれど、涼介の障害を受け止め切れてないこともあり
涼介にはあまりいい印象を抱いてないみたいで、涼介がライブに行きたいと言っても頑なに断っているのだ
宏太「どうしたらいいかねー」
光「んー？」
大ちゃんが部屋に行ったあと、光と2人で軽く乾杯をする
光「まあ高校生だししょうがないのかなー」
宏太「俺ら涼介にいっぱいいっぱいで、甘やかしてあげれなかったもんなー」
2人になっても話題になるのは大ちゃんと涼介の話で。
両親が亡くなってすぐ、俺は社会人1年目。それまで両親に任せっきりだった涼介の世話に、毎日忙しかった。
中学生だった大ちゃんは仕事を始めていて、悩みなんかもあっただろうに俺らに相談なんて出来なかったんだろう
光「涼介も大ちゃんの苛々には気付かないもんね」
宏太「障害のこと受け止めるには時間かかるよな
俺らだって時間かかったわけだし…」
脳性麻痺の合併症で、軽度ではあるけれど知的障害や発達障害も見つかっている涼介
相手の気持ちを汲み取れないことが多いし、勉強にもなんとなく付いていけずようやく九九を覚えられたくらいなのだ
大ちゃんが疲れている時も大ちゃん大ちゃん! と話しかける涼介に鬱陶しく思ってしまうところもあるのかな
無理をしろ、とは言わないからゆっくり自分のペースで進んで欲しいな、大ちゃんも涼介も
結局、缶ビールを2本開け、ほろ酔いになった俺は、涼介が気持ちよさそうに眠っているベッドに入った
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ツムギ(プロフ) - 知 念 ら ぶ か ?さん» リクエストありがとうございました！またお待ちしております (2020年6月7日 15時) (
レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - ゆあさん» リクエストありがとうございます！詳しく書いていただけるとお話を書きやすいのでありがたいです（ ; ; ）書かせていただきます (2020年6月7日 15時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
知 念 ら ぶ か ?(プロフ) - 書いていただきありがとうございました！ (2020年6月6日 21時) (レス) id: c51e10ae58 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 両者の話を聞いて、仲直りにもっていって、また仲良くお話したりするハッピーエンドのお話でお願いします。すごく長くなってしまってすみません。 (2020年6月6日 21時) (レス) id: dd61d9a9b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 中学生になり反抗期に突入して、ひかに気づかれない所で喧嘩しちゃって気まずい雰囲気になっている所を部活から帰ってきた高校生の大ちゃんがその雰囲気に気づき、 (2020年6月6日 21時) (レス) id: dd61d9a9b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツムギ | 作成日時：2020年6月6日 15時
