> まほうつかい ( ar ym ) ページ25
○ yb ( 26 ) × hk( 24 ) × ar ( 17 ) × ym ( 12 )
yb side
『 強く強くもっと強く 胸に想いを抱いたら
さあ行こうぜ 向かい風も受けて 〜♪ 』
涼介「あ、大ちゃんだあー！」
光「ふふ、そうだねえ」
リビングで兄弟揃って団欒中
末っ子の涼介はテレビでアイドルスマイルを決める兄、大ちゃんに釘付け
我が家の三男、通称大ちゃんは今をときめくスーパーアイドル
今日も金曜8時の音楽番組の生放送だった。
そんな大ちゃんに憧れを抱くのは少し歳の離れた末っ子の涼介。俺も大ちゃんみたいになれるかなあ、なんてよく言っているのを目にする
涼介が大ちゃんに憧れを抱くのには少しだけ訳があって、涼介は痙直型の脳性麻痺を患っていて、
自分では手足を使ったり、座位を保ったりするのが難しく車椅子生活を余儀なくされているからだ。
涼介「今日大ちゃん何時に帰ってくる〜？」
宏太「今日は遅いって言ってたからりょうちゃん寝た後かなー」
涼介「えー…大ちゃんとお話ししたかったなあ」
宏太「明日の朝だね。さ、りょうちゃんはマッサージしてそろそろ寝る時間だよ。」
涼介「はーい」
分かりやすいほどに肩を落とす涼介を座位保持椅子からマットレスに移動させ、少しでも筋肉が柔らかくなるようゆっくり伸ばしてやる。
常に体に力が入った状態が続き、手足が突っ張ってしまっているのだ。
放課後なんかは音楽関係の仕事をしている次男の光が家で面倒を見てくれることが多いけど、
病院でPTとして働く俺は、帰宅後にバトンタッチをしている。
男兄弟4人、両親が早くに亡くなって、俺と光で歳の離れた弟たちを頑張って育ててきた、つもりだ。
宏太「りょうちゃんこれ痛い？」
涼介「んん！痛い！！やだもうおわり！」
もうすぐ小学校を終えるというのに、発達も少し遅れている涼介は少し幼く、半ベソ状態
宏太「あとちょっとだから我慢だよー」
涼介「やだやだ！おにいちゃんきらい！」
宏太「はいはい、わかったから」
涼介の暴言は軽くスルーして、歯磨きなんかも終えて、ベッドへ抱っこして連れて行った
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ツムギ(プロフ) - 知 念 ら ぶ か ?さん» リクエストありがとうございました！またお待ちしております (2020年6月7日 15時) (
レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - ゆあさん» リクエストありがとうございます！詳しく書いていただけるとお話を書きやすいのでありがたいです（ ; ; ）書かせていただきます (2020年6月7日 15時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
知 念 ら ぶ か ?(プロフ) - 書いていただきありがとうございました！ (2020年6月6日 21時) (レス) id: c51e10ae58 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 両者の話を聞いて、仲直りにもっていって、また仲良くお話したりするハッピーエンドのお話でお願いします。すごく長くなってしまってすみません。 (2020年6月6日 21時) (レス) id: dd61d9a9b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 中学生になり反抗期に突入して、ひかに気づかれない所で喧嘩しちゃって気まずい雰囲気になっている所を部活から帰ってきた高校生の大ちゃんがその雰囲気に気づき、 (2020年6月6日 21時) (レス) id: dd61d9a9b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツムギ | 作成日時：2020年6月6日 15時
