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季節は移り、本格的にセミが鳴く季節になった。
やまと約束をしたあの日から怒涛の日々で、気付けばやまが病気になってからまる1年が経っていた。
全国大会出場をかけた決勝の前日、
知念と2人でやまの家を訪れることにした
インターホンを押すと、出てきたのはやま
ではなく、お兄さんの大ちゃんだった。
大貴「2人ともいらっしゃい。涼介今呼んでくるから待ってて」
たまにLINEで連絡は取り合っていたけれど、こうして実際に会うのは4ヶ月ぶりだったのもあり、緊張していた。
大貴「ごめんごめん遅くなった」
いつも明るくて元気な大ちゃんにおっきな車椅子を押されてやってきたやま
クッションで支えられ車椅子に身を委ねるやまは、たった4ヶ月で別人かのように痩せ細っていた
涼介「、、ご、め……び、…くり…し、た…？」
知念「わ〜！涼介ー！あいたかったよ！」
涼介「……おれ、も、、」
呆気にとられる俺とは裏腹に相変わらずイチャイチャする知念を見て、
ああ、普通でいいんだ、と割り切ることができたのはこの頃だった
涼介「、、ゆ、と、…く、ん、、も、あ、り…が、と…」
裕翔「ううん、全然だよ。パワー注入にきた」
少し恥ずかしそうに歯に噛む笑顔は変わってなくて安心した。
少しリビングで談笑してると、やまの呼吸が少し苦しそうで顔色も悪くなってきたやま
大貴「涼介、ちょっと疲れちゃった？休憩しよっか？」
涼介「…ん」
体力も無くなってしまったやまは長時間活動するのも難しいらしく、明日頑張ってね、とエールをくれて部屋に戻った
やまが寝た後、大ちゃんがそっと俺らに打ち明けてくれた
今はもう身体は動かず寝たきりのような生活なこと
ごはんも飲み込めなくなり、もう時期話せなくなるかも、と教えてくれた
全国大会の応援に行くために頑張ってる、と言われて、
なにがなんでも全国行かなきゃ、と自分に喝を入れて
知念と肩を並べて帰路についた
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ツムギ(プロフ) - 知 念 ら ぶ か ?さん» リクエストありがとうございました！またお待ちしております (2020年6月7日 15時) (
レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - ゆあさん» リクエストありがとうございます！詳しく書いていただけるとお話を書きやすいのでありがたいです（ ; ; ）書かせていただきます (2020年6月7日 15時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
知 念 ら ぶ か ?(プロフ) - 書いていただきありがとうございました！ (2020年6月6日 21時) (レス) id: c51e10ae58 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 両者の話を聞いて、仲直りにもっていって、また仲良くお話したりするハッピーエンドのお話でお願いします。すごく長くなってしまってすみません。 (2020年6月6日 21時) (レス) id: dd61d9a9b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 中学生になり反抗期に突入して、ひかに気づかれない所で喧嘩しちゃって気まずい雰囲気になっている所を部活から帰ってきた高校生の大ちゃんがその雰囲気に気づき、 (2020年6月6日 21時) (レス) id: dd61d9a9b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツムギ | 作成日時：2020年6月6日 15時
