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yb side
病室では侑李が寝ているし、涼介が泣き止むのを待ってから部屋に連れて行った
涼介「やぶちゃん…」
薮「んー？」
涼介「…ねるまでここにいて」
あまり弱音を見せない涼介がこうして頼ってくれたことが嬉しくて
それと同時にもう涼介の中で限界を迎えているんじゃないかと心配になって一緒に添い寝することにした
涼介のまだまだ小さな身体をぽんぽん、と叩いていると
涼介「…こわいな」
薮「んー？手術？」
涼介「…ううん……ぜんぶ」
薮「…全部？」
涼介「…ねえねえ、もしさ、あした朝起きて…身体うごかなくなることってある？」
正直、ここ数日の涼介は、手術が怖くて不安定になっていたのかと思っていたけれど、
今後の将来が見えなくて、怯えているのかもしれない、そんなことを感じた。
薮「明日すぐに病気が悪くなることはないよ。大丈夫。」
涼介「…そっか。」
薮「涼介はさ、不安なこととか怖いなーって思ってることある？」
しばらく考えた涼介だったけれど、結局、だいじょうぶ、とだけ応えて目を瞑ってしまった
涼介の大丈夫は大丈夫なんかじゃない、長年の付き合いでなんとなく、それを察していたこともあり、翌日、お見舞いに来ていたお父さんを呼び止め、話をすることにした。
自分の病気を受け入れ切れていないこと、
そしてなにより、なにもわからない未来に不安を覚えていること
今感じていることをお父さんに話すと、お父さんも同意してくれて
雄也「もうそろそろ、涼介に今後の話、というか…
もっと詳しく話をするか迷っていたところだったんです
中学生にもなったし、なにより本人が少しずつ現れてる症状に不安を隠せていなくて
察しのいい子だから、分からない方が怖いのかな、なんて思ったりもしてて」
薮「時間と共にどう受け入れるかは別として、ショックは受けるだろうし…メンタルもケアしてあげたほうがいいよね」
なんて話をした結果、お父さんがそばに入れるときに、涼介の希望を聞いて話をしようと試みた
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ツムギ(プロフ) - 井上ありささん» はじめまして。コメントありがとうございます! わ!ほんとですかうれしいです（ ; ; ）こちらのお話、自己満で書いてるので感想いただけるのすごくうれしいです! これからもよろしくお願いします (2020年9月14日 0時) (
レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
井上ありさ(プロフ) - はじめまして。更新されていたので読んでいたのですが涙が止まらないほどでした。次の更新がとても楽しみです。 (2020年9月13日 23時) (レス) id: 49bc8aae5e (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - 愛ingさん» 幼少期のお話はその方の幼少期の顔のイメージで書いてます (2020年6月6日 23時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - (名前)さん» 返信遅くなってすみません（ ; ; ）幼少期のお話はその頃の顔のイメージでお話を書いてます！という返信で大丈夫でしょうか…？ (2020年6月6日 20時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
愛ing - 私も気になります。 (2020年6月6日 16時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツムギ | 作成日時：2020年5月29日 0時
