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In side
子供たちは夜更かしするー！なんて騒いでいたけれど結局、疲れ果ててすやすやとあどけない顔で早めの就寝
まだまだ、子供でかわいいな〜なんて
高木とふたりでビール片手にこっそり乾杯
雄也「いのちゃん」
伊野尾「んー？」
雄也「ありがとね、」
伊野尾「へ？」
急に真面目な顔をして高木が語り始めた
雄也「俺、ほんとひとりじゃどうなってたか…
いつもいのちゃんに助けられてる」
顔に合わずくさいセリフを言うもんだから思わず吹き出して笑ってしまった
雄也「、真面目に話してんだけど…」
伊野尾「ごめんごめん
…俺も助けられてるしお互い様だよ」
雄也「そんなこと…」
伊野尾「だいじょーぶ！自信持って」
小学校からの幼なじみ
結局、大人になってからもこうして腐れ縁で付き合ってるわけだけど
ほんとこいつすげーなって思うんだ
いつも真っ直ぐで不器用でポンコツだった高木
奥さんが亡くなって一人で育てることにした、と決めた時、
涼介の病気がわかって、襲いかかる恐怖に立ち向かうしかない時、
騒いで馬鹿やってたころとは違う
覚悟を決めた強い表情が、高木にはある
そんな芯に持つ強さに俺は何度も助けられてるんだ
伊野尾「さっきさ、涼介が…」
雄也「うん…」
伊野尾「BBQの時こっそり俺に言ってくれたんだ
本当は日に日に歩けなくなってるのも
疲れやすくて体力がなくなってるのも
すっごい怖くて堪らないけど、みんなが大丈夫って言ってくれるだけで頑張れる気がする、って」
雄也「そっか…」
その強さと、高木や裕翔にはそれを言えない優しさは高木譲りだな、なんて思ったりした。
伊野尾「涼介の気持ちも怖さも全部背負うことなんて出来ないけどさ、
信じよう、涼介のこと。俺らは信じて支えるしかないよ」
雄也「…そうだね」
大丈夫、そんな言葉が力を発揮する日まで
いつかこの小さな小さな子供たちが夢を叶える、そんな日まで、
信じて、信じて、みんなで闘って行こう
_______
3章完結です…
(一応心の中ではいのちゃんメインのつもり)
そして3章までが段階的にはお話の前振りだったり…します…長い
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ツムギ(プロフ) - 井上ありささん» はじめまして。コメントありがとうございます! わ!ほんとですかうれしいです（ ; ; ）こちらのお話、自己満で書いてるので感想いただけるのすごくうれしいです! これからもよろしくお願いします (2020年9月14日 0時) (
レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
井上ありさ(プロフ) - はじめまして。更新されていたので読んでいたのですが涙が止まらないほどでした。次の更新がとても楽しみです。 (2020年9月13日 23時) (レス) id: 49bc8aae5e (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - 愛ingさん» 幼少期のお話はその方の幼少期の顔のイメージで書いてます (2020年6月6日 23時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - (名前)さん» 返信遅くなってすみません（ ; ; ）幼少期のお話はその頃の顔のイメージでお話を書いてます！という返信で大丈夫でしょうか…？ (2020年6月6日 20時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
愛ing - 私も気になります。 (2020年6月6日 16時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツムギ | 作成日時：2020年5月29日 0時
