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yt side
「あっちー…」
夜になると幾分か落ち着くものの、
蒸し暑く汗ばんだ髪の毛が鬱陶しい
夕食後、涼介のいない部屋は寂しくてそわそわしてしまって、アイスを買いにコンビニに来た俺
すっかり真っ暗になった夜道を歩く
prrrrrrr
すると携帯が鳴り、画面には
いつもの公衆電話の番号が並んでいた
涼介かな…
少し不安になりながらスライドしてスマホを耳に当てた
裕翔「もしもし」
涼介「、、ゆうとくん？」
相手は予想通り涼介だった
大貴「うん、そうだよ。
どうした？なんかあった？」
涼介「…ううん、、
ゆうとくん、なにしてるかなー、っておもって」
涼介がこうして病院の公衆電話から
電話をかけてくることは珍しくない
中学生になって携帯を持たせてもらえたけど
医療機器の溢れる病棟は携帯が禁止だからだ
電話の向こう側で
心なしか沈んでいる声に心配になった
裕翔「寂しくなっちゃった？」
時刻はもう22時を回っている
病棟では就寝時刻を過ぎているから
抜け出してきたのかな、なんておもったり。
涼介「裕翔くん寂しいかなーって思って」
裕翔「俺は涼介いなくて寂しいけどね」
涼介「…今日学校どーだった？」
裕翔「大ちゃんが数学の宿題やってなくて怒られてた」
涼介「えー！またやってなかったのバカかよ」
変に重い空気になりたくなくて、あえてなんでもない話題で盛り上げてみたりして
おたがいウソだと分かっていながらも
ウソに気付かないフリをしてみたりした
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ツムギ(プロフ) - 井上ありささん» はじめまして。コメントありがとうございます! わ!ほんとですかうれしいです（ ; ; ）こちらのお話、自己満で書いてるので感想いただけるのすごくうれしいです! これからもよろしくお願いします (2020年9月14日 0時) (
レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
井上ありさ(プロフ) - はじめまして。更新されていたので読んでいたのですが涙が止まらないほどでした。次の更新がとても楽しみです。 (2020年9月13日 23時) (レス) id: 49bc8aae5e (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - 愛ingさん» 幼少期のお話はその方の幼少期の顔のイメージで書いてます (2020年6月6日 23時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
ツムギ(プロフ) - (名前)さん» 返信遅くなってすみません（ ; ; ）幼少期のお話はその頃の顔のイメージでお話を書いてます！という返信で大丈夫でしょうか…？ (2020年6月6日 20時) (レス) id: 7c11d74114 (このIDを非表示/違反報告)
愛ing - 私も気になります。 (2020年6月6日 16時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツムギ | 作成日時：2020年5月29日 0時
