赤（青）ー風邪 ページ9
紫side
『本日は正門さん体調不良なのでお休みになります』
そんなメッセージがマネージャーから届いたのは楽屋に到着したとき。
ん？昨日ラジオ一緒やったときに確かにゴホゴホしとったな…
風邪やったんかな？
デビュー発表させてもらってから明らかに増えた仕事量に俺らみんな必死でくらいついてた。
まっさんおらんのやったら今日は打ち合わせだけやし早めに解散してみんな体調整えるかな。
体調管理やっぱり徹底せないかんな…
(ｶﾞﾁｬ)
紫「おはよーございまーす」
緑「こじまくん！！やっときた！！」
紫「なんやどうしたん」
楽屋はいるとなんや慌てた様子の晶哉がひとり。
緑「せーやくんがおかしい」
紫「おかしいってなんやねん」
おかしなことを言う晶哉のとこに向かったら、顔真っ赤にしてへらへら笑ってる末さん。
赤「おー、こじまもおはよう」
紫「おはようございますってあなた絶対に熱あるでしょ」
赤「ないねん…ちゃんと朝はかってきたから大丈夫やって〜」
緑「もう！そんなこと言ってせいやくん楽屋入ってきてすぐ倒れたやないですか！」
赤「あれは転んだだけやって〜こんな大事なときに熱出すわけないやん〜」
紫「さっきマネージャーから連絡あって、まっさん体調不良で休みやねんて」
緑「ほんまですか？正門くんも…」
紫「やから！今日打ち合わせ中止しましょ。もう帰ろ！しんどいんとちゃうん？」
赤「しんどないって。打ち合わせ進めんと困るのおれらやん」
紫「そうやけど、絶対熱あるやん。」
頑固な誠也くんの額に手をあてるとしっかり…というかかなりの熱さ。
赤「っこじま！！やめろって大丈夫やから！！！」
急にでかい声で反抗する誠也くんに、これは自覚がありすぎるんやなと悟った。
紫「んあああもうわかった。わかったから限界くる前に絶対に教えて下さい」
赤「ん。わかってるって。」
緑「おれには無理すんなって言うくせにせーやくんは無理するんやね」
赤「お前は身体弱いからや。おれは大丈夫やって」
緑「そんな弱ないもん。もう大人やし」
紫「ふふっ」
心配顔やった晶哉がふてくされてるのがちょっと面白くて笑えた。
緑「ちょっとこじまくん笑ってる場合ちゃいます」
黄「おはよう遅なってごめん〜」
緑「あーリチャくんー聞いてー」
最後に来たリチャくんに晶哉が全部報告したら困り顔で誠也くんの頭を撫でとった。
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なつ - こちらの作品が大好きで、いつもありがたく読ませていただいております。リクエストなのですが、強迫性障害の赤くんと一緒に住んでいる黄くんのお話が読んでみたいです。ざっくりで申し訳ありませんが、いつでも構いませんのでもし可能でしたらよろしくお願いします。 (3月24日 18時) (
レス) id: 712810e405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - いつもありがとうございます。これからも投稿楽しみにしてます。 (3月21日 7時) (レス) @page4 id: f401562568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すもも | 作成日時：2024年3月7日 16時
