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青side
フロントに寄って事情を説明してスペアキーを借りて晶哉の部屋に向かう。
たいしたことないとええんやけど……
(ｶﾁｬ)
真っ暗で静かな部屋。
まさか本当に倒れとるんやないかって急いで中に入ったら……
青「まさや？」
緑「っはぁ……はぁ…まさかど…くん……」
暗がりの中でベッドにもたれかかって浅い呼吸しながらゴミ箱抱えてる晶哉がおった。
急いで電気をつけてそばに駆け寄って背中を支える。
青「来るのおそなってごめんな。もう大丈夫やからな。」
緑「んぅ……はぁっ…すみませ……おれ……」
真っ白な顔色で謝るもんやから、俺がいたたまれんくなって涙出てくる。
青「謝らんでええんよ…どうしたん…気持ち悪い？」
緑「はきそ…っつ…なんに…はぁ……はけ……へん…」
青「そっかそっか、しんどいな。なら背中さするで？ええ？」
晶哉が軽く頷いたのを確認して、戻せるように力をこめて背中をさすった。
緑「すみませっ……はぁ……んっ！」
緑「けほっ……えっ……げほっ…はぁっ…」
もうずっと限界やったんかすぐに決壊して苦しそうに戻してる。
生理的な涙なのか泣きながら戻す晶哉が少しでも早く楽んなるように背中を刺激する。
緑「げほっ！……はぁはぁ…っう…おぇっ…」
青「我慢せんでええから…全部出しぃ。大丈夫やからな。」
あまりにしんどそうで不安で自分に言い聞かせるように言葉にするんやけど
当の本人には届いてないんやろな…と思うくらい止まらなそうな嘔気。
(大丈夫やろか…これ……)
緑「…んっ……けほっ…ぅえっ……けほっ…はっぁ…」
緑「…はぁはぁ……まさかどくん……しんっど……」
ふいに名前を呼ばれて我に返って晶哉を見るとさっきよりさらに白い顔。
青「まさや。病院いこか…しんどいの楽にしてもらいにいこ」
緑「ん…いく……」
そう答えた晶哉の震える背中をさすりながら
マネージャーに状況電話して病院手配してもらって
マネージャーは東京におらんからホテルで車椅子借りてそれに晶哉乗せて
俺らふたりでタクシーで病院向かった。
病院に向かう間もずっと
「しんどい…きもちわるい…頭いたい…正門くんそばにおって」
って泣きながら訴える晶哉に大丈夫やでって言ってそばにおるしか出来んかった。
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なつ - こちらの作品が大好きで、いつもありがたく読ませていただいております。リクエストなのですが、強迫性障害の赤くんと一緒に住んでいる黄くんのお話が読んでみたいです。ざっくりで申し訳ありませんが、いつでも構いませんのでもし可能でしたらよろしくお願いします。 (3月24日 18時) (
レス) id: 712810e405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - いつもありがとうございます。これからも投稿楽しみにしてます。 (3月21日 7時) (レス) @page4 id: f401562568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すもも | 作成日時：2024年3月7日 16時
