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紫side
黄「末澤、行けるんやな？」
赤「んん…いく……ｹﾎっ…いける」
顔色は悪いしふらふらしとるし本当は出させたくないんやけど
リチャくんとの様子見てたら止められへんかった。
赤「みんな…ごめんな心配かけて……ｹｯﾎｹﾎ…」
紫「謝らんとってくださいな！やばそうやったら近くにおるメンバー頼ってな？」
青「遠慮せんといてくださいね」
緑「限界くるまえにやで？ちゃんと言ってくださいよ？」
俺らの声掛けに大きく安心したように頷いた誠也くんを囲んでステージ上に向かった。
先輩グループが東京ドームのあちこちに勢ぞろいして歌っている景色…
なんやけど、俺はもう誠也くんが心配で気が気じゃなかった。
基本的には決められたステージ上を自由に歩き回る時間。
ファンの子らに手を振ったりしてるんやけど
明らかにどんどんふらふらしてくる目の前の人。
不安やったけどステージ上に最後全員大集合するとこまで来た。
あと少しや…
客席もちゃんと見れてないしずっと先見つめて必死に立ってるようにみえて
心配な顔してたらいちばん遠くにいる晶哉からの視線を捉えた。
晶哉がじゃれるように誠也くんを後ろから抱えて俺のほうに“あかん”って顔をそっと向けてくる。
やっぱりもう捌けさせなあかんかな…
と思ったら晶哉の腕から抜けて誠也くんが俺のほうにふらふら歩いてきた。
ファンの子から見えへんようにセットの方向いて話だす。
赤「ｹﾎｯ…こじま……しんどい」
紫「頼ってくれてありがとう」
赤「…しんどいんやけどな……最後までおりたい…」
紫「そらまたわがままやな(笑)」
赤「…ッ…ｹｯﾎｹﾎ……やから…たすけてほしい」
紫「わかりました。助けるから俺のそばから離れんとってくださいね。」
赤「んぅ…わかった」
よしうちの頑張りすぎ最年長をいっちょ支えるか！
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なつ - こちらの作品が大好きで、いつもありがたく読ませていただいております。リクエストなのですが、強迫性障害の赤くんと一緒に住んでいる黄くんのお話が読んでみたいです。ざっくりで申し訳ありませんが、いつでも構いませんのでもし可能でしたらよろしくお願いします。 (3月24日 18時) (
レス) id: 712810e405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - いつもありがとうございます。これからも投稿楽しみにしてます。 (3月21日 7時) (レス) @page4 id: f401562568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すもも | 作成日時：2024年3月7日 16時
