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紫side
東京ドームで浴びる歓声。
来月デビューする仲間と紹介されて、デビュー曲披露して先輩と歌ってるときは
その場の空気を吸い込んで目にやきつけることで精一杯やった。
出番が終わって裏にはけるまでは…
緑「せいやくん！！！」
晶哉の叫び声でハッと振り返るとしゃがみ込んでしまっている誠也くん。
緑「こじまくん！！ふくろください！！！」
急いで袋を探して戻ったら真っ青な顔して晶哉に支えられて嘔吐く誠也くん。
紫「ごめん遅なった。誠也くん聞こえる？」
赤「うっ……こじま……」
紫「無理してしゃべらんでええから、ここ出してええよ」
赤「…や……っはぁ…」
裏にはけてすぐ倒れたもんやから周りには先輩方が心配で見守ってくれてた。
見られてたら吐くもんも吐けへんか。
紫「お騒がせしてすみません！俺らで大丈夫なんで！ありがとうございます」
先輩『本当に大丈夫？何か助け必要だったら言ってね？』
先輩『無理したらダメだから、このあと厳しかったら相談するんだよ』
青「ほんま…ありがとうございます。すみません！」
緑「もう我慢せんでええで？」
赤「うっ…っは……ｹﾞｯﾎ…ｵｪ……」
黄「小島、空いてる控室使わせてもらえるようにして布団敷いたから末澤少し落ち着いたら移動な」
紫「助かります。ありがとう。」
晶哉が背中さすって促してるんやけど…なかなか吐くもんないのに吐き気が落ち着かんっぽい。
青「俺ら出番あと最後だけやけど…相談しにいこか？これあかんやろ…」
誠也くんが袋を持つ俺の手を握ってきた。
赤「…っはぁ……でる…やれる…」
緑「そんな無理したらあかんって」
黄「とりあえず控室行こか。」
緑「せいやくん。身体浮きますよ？気持ち悪かったら我慢せんでええから」
軽く頷いたのを確認して晶哉が優しく抱えてリチャくんが用意してくれた控室に運んだ。
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なつ - こちらの作品が大好きで、いつもありがたく読ませていただいております。リクエストなのですが、強迫性障害の赤くんと一緒に住んでいる黄くんのお話が読んでみたいです。ざっくりで申し訳ありませんが、いつでも構いませんのでもし可能でしたらよろしくお願いします。 (3月24日 18時) (
レス) id: 712810e405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - いつもありがとうございます。これからも投稿楽しみにしてます。 (3月21日 7時) (レス) @page4 id: f401562568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すもも | 作成日時：2024年3月7日 16時
