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緑side
大丈夫やから言われても全然大丈夫に見えんから
打ち合わせ中もずっと誠也くん見てた。
はじめは話に入ってきてたんやけど、だんだん口数少なくなってきとるし
衣装の話になったんに、全然意見言わんな…って思って心配で声かけようと思ったら
急に立ち上がろうとしたんかふらふら立ち上がったかと思いきや
その場にしゃがみこんだ。
緑「ちょ！せーやくん！！！」
急いで駆け寄って身体を支えたらさっきよりもあっつい身体。
緑「ほんっま無理しすぎやって…」
赤「…さの……きたら…あかん…」
緑「やからおれは大丈夫やから…」
黄「末澤？ちょっと移動するな？」
リチャくんの声にうなずいたのを確認した小島くんが誠也くんをソファに運ぶ。
赤「あっかん…めぇ……まわっとる…」
緑「身体熱すぎるで？大丈夫なん…」
黄「そのまま目開けんでええから、熱はかるで？」
真っ赤な顔で荒い呼吸で苦しそうで不安になって誠也くんの手を握ったら
ぎゅっと握り返してくれた。
赤「さの…？」
緑「佐野です。手握っててええ？」
赤「ええよ……心配かけてごめ…」
(ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ)
黄「あちゃー」
紫「さすがにこれは無理やわ。誠也くんよう意識あるな。」
体温計の表示は、39.8度。
こんなんまで我慢して、ほんまあほやん…
赤「んっ……っ…」
不規則な呼吸をしだしたかと思ったら急に握ってる手を離して口元に持ってく。
緑「ちょ！！吐く？」
紫「晶哉これ袋！！」
緑「ありがと！誠也くん大丈夫やから我慢せんでええよ？」
俺が口元に袋持ってリチャくんが優しく背中さすったら苦しそうに戻しはじめた。
赤「ぅえっ……えっ…げほっ……」
黄「大丈夫…大丈夫…」
赤「…げぇ…はぁはぁ……りちゃ…さむい……」
黄「さむいん？まだ熱あがるんかな…」
紫「おれ毛布かりてきます！！」
緑「救急車呼ばんでええ？ほんま大丈夫なん？こんなん…」
赤「げほっ……さの…だいじょうぶ……やから…」
そう呟いて誠也くんは意識を失った。
黄「あかん…ちょっと救急車呼ぶわ。晶哉ちょっと頼むな。」
リチャくんは救急車呼びに行って、小島くん毛布持ってきたけどそんなん気にしてられんで
緑「せーやくん！しっかりして！ねぇ！せーやくん！！」
紫「まさや落ち着いて！もう救急車くるから！」
身体が震えて涙が止まらんかった。
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なつ - こちらの作品が大好きで、いつもありがたく読ませていただいております。リクエストなのですが、強迫性障害の赤くんと一緒に住んでいる黄くんのお話が読んでみたいです。ざっくりで申し訳ありませんが、いつでも構いませんのでもし可能でしたらよろしくお願いします。 (3月24日 18時) (
レス) id: 712810e405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - いつもありがとうございます。これからも投稿楽しみにしてます。 (3月21日 7時) (レス) @page4 id: f401562568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すもも | 作成日時：2024年3月7日 16時
