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赤side
大晴の胸に支えられてくったりしてる佐野。
でも大晴の温もりに安心したんか、少しづつ呼吸も表情も落ち着いてきた。
俺はなんだか放心状態で、頭真っ白なってしまって何も動けないままでいた。
青「誠也くん、大丈夫ですか？それ、貸して下さい。片してきます。」
そう言って正門が俺の手から袋を受け取って車から降りていった。
橙「晶哉、聞こえる？」
緑「……ん」
潤んだ目をあけて大晴を見る佐野。
橙「よう頑張ったな。いまどこがしんどい？」
緑「あたま…いたくて…だるい……」
橙「そうやんな。しんどいな…スポドリあるけど飲めそう？
脱水怖いし少しすっきりすると思うから飲めるなら…」
佐野の頭をそっと撫でながら優しく話しかけてる大晴。
俺はなんかなんも出来ん自分が情けなくて泣きそうになった。
緑「……のめる…」
橙「わかった。誠也くん、助手席にスポドリあるんで取ってもらっていいですか？」
大晴に言われて我に返って助手席のペットボトルを取ってふたを開けながら大晴に抱かれた佐野のそばに向かう。
赤「さの……これ……」
俺の呼びかけに反応して目を開ける佐野にペットボトルを渡す。
緑「せーやくん、ありがとう」
ふっと安心したように微笑みながら受け取る佐野に、安心して涙とまらんくなってしまった。
橙「ちょっとーなんで誠也くんが泣いてんすか！！」
赤「俺やって佐野がしんどそうで不安やったんや……」
緑「…んふ。せーやくん、たすけきてくれて、ありがと、ございました」
赤「ええんよ、ええんよ」
と泣きながら佐野の頭をなでる俺を笑いながら見てる大晴。
青「なんやなんや親子かいな(笑)」
いつの間にか戻ってきた正門がほっこりした顔で笑っとる。
橙「しんどいときは甘えるんやで。お兄ちゃんいっぱいおるんやから」
赤「少しは最年少らしく頼ったらええねん」
青「そうやで、誠也くんがまた泣いてまうからな(笑)」
赤「おい！！俺が泣くんは余計や！！！」
青「あははは！リチャくんとこじけんに報告したろ〜」
赤「ちょ、お前！まさかど、ええ加減にせえよ！！」
そんな俺達の光景を幸せそうに見る佐野。
赤「佐野もわらっとらんと寝ろ！！はよ休め！！」
緑「はーい。おやすみなさい」
幸せそうにはにかみながらすぐに寝息をたて始めた。
うちの可愛い最年少が早く元気になりますように。
Fin
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????(プロフ) - リクエストで偏頭痛持ちの晶哉ちゃんが起きた瞬間から雨で薬も飲めずお仕事だからと無理やり楽屋には来たけど痛みも目眩もどんどん酷くなって動けなくなってしまうのがみたいです。 (2月27日 23時) (
レス) id: 1c7f240614 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます。緑さんが日々の疲れが溜まって打ち合わせ中に体調が急に悪くなり、すぐに気付いたメンバーが身体を支えて別室に連れて行ってくれて看病してもらうお話が読みたいです。看病役は赤さんか紫さんのどちらかでお願いします！ (2月12日 14時) (レス) id: 681f9fbf66 (このIDを非表示/違反報告)
ちろる - HITOMIさん» リクエスト叶えていただき、ありがとうございました！素敵な作品に出会えて嬉しいです。これからもたくさん読ませて頂きます。 (2月2日 9時) (レス) id: 59d84a4c25 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - リクエスト失礼します。正門くんが仕事中熱があるのを我慢して看病されるお話がみたいです。よろしくお願いします! (1月27日 0時) (レス) id: 5e3a9eb231 (このIDを非表示/違反報告)
maco - リクエストお願いしたいです!! 晶哉くんがライブリハ中に機材とぶつかり大怪我をしてしまうお話がみたいです。6人のAぇさんでお話を書いていただけると嬉しいです（т-т）更新楽しみにしています。よろしくお願いいたします。 (1月25日 13時) (レス) id: 2dcb86155e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HITOMI | 作成日時：2023年12月12日 15時
