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『っん、』
最初は、ただ触れるだけのキス。
少しずつ息が続かなくなっていって、酸素を求めて口を開くと、待ってましたと言わんばかりに揃って彼女も口を開けた。
「っ、ぐ……」
煙が口内を駆け巡る。
さっき体験したあの、むせ返るような感覚。
気持ち悪い。
はずやのに、
「ん、ふ、ぅ……ぁ」
なんだか、甘くて
気持ちよくて。
快楽と煙の匂いに頭がぼーっとしてくる。
無意識に彼女の後頭部に手を回すと、少し目を見開きびっくりしながらもそれに応えるようによりお互いを求め合い、貪っていった。
「ん、っ、……ふ、」
『、……たく、み、……っぁ』
唇を離すと、ふたりを繋ぐように銀色の糸が垂れてくる。
『っ、はぁ……ごめん、気持ち悪くなかった……？』
「……なんか、へんな気持ちやわ…っ、きもち、よかった」
『…んふ、っ…途中、手ぇ回してきたもんな、』
「、ちょっと余裕無くなってたわ……」
2人揃ってへたりと床に座り込むと、Aは『付き合ってくれてありがとう。次からは普通にしよな』とふわっと笑いかけてきた。
「……、いや、」
「……たまになら、またやってもええ、な」
ぽつり、独り言のつもりで呟いた言葉は、しっかりと彼女に届いたようで
『……んふ、嬉しい』
ぎゅっ、と俺に抱き着いてきた。
愛しい彼女の頭を撫でながら、近くにあった煙草にライターで火をつける。
今度は1発でついたそれを、咥えてみた。
「、うっ……ごほ、っ」
相変わらず苦くて気持ち悪くて、思わず噎せる。
やっぱり、ひとりで煙草はこれっきりええわ。
fin.
続く (更新停止中)
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なゆ(プロフ) - 動きそうで動かないのがこの気持ち。さん» ひゃー！ありがとうございます🙌✨たじくんのプロポーズ！きゅんきゅん間違いないですね🥹ご期待に添えるよう頑張らせていただきます！！☺️ (3月30日 6時) (
レス) id: 7189e7022c (このIDを非表示/違反報告)
動きそうで動かないのがこの気持ち。 - いつもキュンキュン、時にニヤニヤしながら楽しく拝見しています!リクエストで将吾くんのプロポーズのお話をお願いしたいです♡ぽやぽやたじワールドでも、イケメンたじくんでもいいな、、、と思ってます!これからも1ファンとして応援してます🥰🫶 (3月29日 14時) (レス) id: 20a22f612b (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - ぱっくんさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！🥹柾哉くんのお話メンバーの中でも特に書いていて楽しいのでご期待に添えるよう頑張ります‼️🔥 (3月29日 10時) (レス) id: 7189e7022c (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - ぽさん» こちらこそ心温まるコメントありがとうございます🥲💕デレ牧いつか書きたいと思ってたんです！❤ご期待に添えるよう頑張ります💪 (3月29日 10時) (レス) id: 7189e7022c (このIDを非表示/違反報告)
ぱっくん - 凄く読みやすい作品で何回も見てしまいます！笑リクエストなんですが、木村柾哉くんで妊娠報告してほしいです！！これからも更新頑張ってください！応援してます☺️📣 (3月29日 1時) (レス) @page22 id: 3da36eb6eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむ | 作成日時：2024年2月18日 1時
