▽続き ページ14
水「なんで泣いてんの。」
「ぅえっ…!?」
いつの間に隣に。いつからいたんだ。
疑問も喉を通らずただ呻き声だけが口から出る。
洟多先輩は何も言わず背中をさすってくれた。
なんで。
やめて。もっと好きになってしまうから。
「ひｯぅう"ﾊｯ、ﾋｭｯあ"っうな、んでｯ」
なんで留年なんかしたのか。
水「なんで留年したかって言いたいの？」
「!?」
なんでわかったんだ。
最初から知ってて留年した？なにか理由があった？
水「そりゃ留年したら同じことをもう1年繰り返すし怒られるし噂されるしで散々だよ。」
「でも、部長がもう1年できるし、何より、」
水「赫人ともっと一緒に居れるから。」
「ぇ？」
水「留年は赫人のせいじゃない。俺の意思だ。赫人がなんと言ったとしても、俺は俺の意思で留年した。赫人が悩むことじゃない。」
「でもｯ…ｽﾞｯなんで…」
水「それくらい、赫人が好きだから。」
聞いた瞬間、少し収まっていた涙がまた溢れ出した。
でも、さっきとは違う涙。
先輩はさっきみたいに背中をさすってくれて、頭も撫でてくれた。
それだけでまた涙が出そうだが我慢して引っ込める。
いつもとは違う、真剣な顔の先輩と向き合う。
水「赫人、俺と、付き合ってくれ。」
「＿もちろん！＿」
静かな教室で、2つの影が重なった。
──────────────────────────────
先程まで泣きじゃくっていた恋人の彼は、泣き疲れたのか眠っていた。
でも、すごく幸せそうな顔で寝ていた。
そこでふと気づく。
「あいつら…」
ﾊﾞｯと後ろを見ると、顔を真っ赤にさせた面々がドアや窓から覗いていた。
見られると思ってなかったのか俺が振り向いたら驚いて隠れた。
意味無いし。
「…いつから見てた？」
そういうと観念して皆出てきた。
安「最初から…」
どうやら最初から見ていたらしい。
俺も赫人が出ていったあとすぐに出ていったため、此奴らは全部わかっていたのだろう。
「はぁ…俺は別にいいけど、赫人には内緒だぞ。」
口聞いてくれなくなる。そうつけ加えた。
実際に俺やっちゃったことあるし。
そう言って腕の中で眠る彼を見見る。
夕日を浴びたペンダントと彼は＿
＿見惚れる程に綺麗だった。
＿ずっと君と、いっしょに。＿
実はあの時起きていて後で皆怒られたのはまた別のお話＿
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箱白(プロフ) - さくらんぼ双子さん» おけっす次のやつで書くと思ふ (2022年4月24日 7時) (
レス) id: 812304a9b7 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ双子(プロフ) - あ、ちなみにzmrbのヤンデレも好みなんすけどshpciは甘々でおねしゃす。shpくんがモテすぎてciが嫉妬してまうっていう定番のでええんでお願いしますさくしゃぁぁぁぁ (2022年4月23日 23時) (レス) id: b167e19be9 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ双子(プロフ) - ぎゃあああ←うるせぇ。zmrb最高か！？ありがとうございますm(_ _)mやっば、完成度たっか！えーと遅くなってもええんで次のリクっす！shpciでやってくだせぇ（訳）お願いしますm(_ _)m (2022年4月23日 23時) (レス) @page50 id: b167e19be9 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ双子(プロフ) - 箱白さん» OKっす！リク受け入れてくれてあんがと！！ (2022年4月5日 21時) (レス) id: b167e19be9 (このIDを非表示/違反報告)
箱白(プロフ) - さくらんぼ双子さん» 口調下手かもやけどいいっすよ^-^あと最近忙しいので遅くても良ければ... (2022年4月5日 13時) (レス) id: 812304a9b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：箱白 | 作成日時：2022年1月2日 23時
