検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:11,357 hit

物色(むぎ) ページ5

姉side

「……ちょっと行ってくる!」

そう言い残し、ドタドタと家を飛び出してった我が妹、A。

「どこいっちゃったんだろ〜。……ん?」

これは…神様が与えてくれたチャンスなのでは??

神様が言ってる…今のうちに愛するAの部屋を物色するのだ…と。

そうと決まればすぐだ。

まずは、リビング。

部屋の雰囲気はシンプル・イズ・ベストって感じ。茶色の机に白の椅子。ちゃんとした観葉植物もあって。女子が住んでるとは思えないほど殺風景というか…。まぁそんな感じの部屋だ。

「ここは何もなさそう…。」

今日から住む家だ。部屋を把握しとかないとね!!

風呂、トイレ、キッチン、ダイニングまでみてラスト。

「Aの部屋……!!」

いつ頃からだろう。Aの部屋に入れなくなったのは。こっそり入ろうとしてもドアノブに手をかけた瞬間、ものすごい勢いで阻止してきたりしてここ数年入ってないのだ。

「緊張する…。お邪魔します!!」

ドアノブに手をかけても襲ってこない。よし。


「なに、これ…。」

ドアを開けると、そこにはいかにもオタクって感じの部屋がひろがっていた。

アニメのポスターやフィギュア、ゲームや攻略本など様々なオタクグッズが並んでいた。

ベッドの上にはイヤホンのささったゲーム機とスマホがあった。

「嘘でしょ…」

妹がオタクになってたなんて…。

ショック…。でも、ここはお姉ちゃんなんだから、妹の趣味を受け入れるべきだ、うん。

そう自分に言い聞かせ、勉強机に目をやる。

机にはちゃんとした勉強道具や教科書があった。

「あれ、なにこれ」

そこには大事そうに写真立てに入ってる1枚の写真があった。

お邪魔(木ノ葉)→←再会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 合作
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りな&木ノ葉 x他1人 | 作者ホームページ:http://urahai  
作成日時:2016年12月31日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。